精霊歌士と夢見る野菜 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店 (2013年10月31日発売)
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本棚登録 : 118
感想 : 16
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精霊の力を借りた歌で植物を育てることができる「精霊歌士」
主人公メロウはそんな精霊歌士を目指す女の子。けれど、彼女は野菜しか育てることができない落第生で、精霊歌士になるための登竜門ムーサ音楽院への受験も失敗してしまう。どうしても精霊歌士になりたいメロウは予備学生として店をしながら精霊歌士を目指すことに。意気揚々と職場となるお店兼住居へ行ってみるとそこには何故かムーサ音楽院主席の天才エイディがいて・・・。

奨励賞&読者賞のW受賞ということもあり、文章は読みやすかったです。ただ序盤はなかなか物語に入りこめず、読むペースが遅かったような・・・。中盤ぐらいから物語が一気に動き出すのでさくさく読めました。
キャラクターも魅力的なのですが、途中誰が喋っているのか分からなくなったり・・・。契約精霊が可愛いので、もっと彼らに活躍してほしかったなと思いました。

夢見る野菜はメロウということでいいんですよね?女王がメロウに対してどう思っているかはさっぱり分からなかったので1巻で完結というわけではなさそうです。2巻は来年春ですか。メロウは頑張り屋というか負けず嫌いというか結構気が強いですよね(笑)対してエイディは天才なのにやる気がなく、始終眠そうww天然ボンクラのようで天然腹黒のようで彼がどう化けるのかちょっと楽しみ♪エイディの兄たちや教師陣もいい味出しているので2巻でも彼らが登場したらいいなぁ。カーチスが最初嫌な奴と思っていたけれど最後には何だかいい人になってるし(笑)

イラストも可愛いです。2巻もたぶん買うと思う。来年春は結構遠いな(笑)内容忘れないといいけどww

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2013年11月15日
読了日 : 2013年11月15日
本棚登録日 : 2013年10月2日

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