シリーズ第3巻。
王妃の陰謀を阻止すべく始まった四海会談。王妃に加担している裏切り者は誰なのか分からないまま話し合いは進んでいく。そんな中、ジュリエットは三家の当主たちにまつわる陰惨な噂を耳にする。どの噂も度を超した信じがたいものばかりだったが、ある日、ヒューの紋章印が何者かに奪われてしまい、ジュリエットたちは窮地に立たされてしまう。無事に会談は終わるのか。そして、王妃と通じているのは一体誰なのか・・・。
この巻で四海会談は終了します。次巻からは舞台は王宮へ。色々な謎が明かされて面白くなってきました。王妃はなんて狡猾なんだ。しかしヒューが不憫でなりません(笑)フラれ、操られ、彼にも救いの道をwwウイリアムとヴィヴィアンはいつものごとく。ウイリアムは小さいままでもジュリエットとひたすらイチャついてます(笑)ヴィヴィアンのなりきりウイリアムもギャップがあって面白かった。彼は魔法が解けた時に激しく照れたりしたのでしょうね。新キャラの王太子リオンと魔法使いも良かったです。まさかのたんぽぽ姫(笑)でも何となくアリスは男の子なんじゃないかと思っていましたが、呪いをかけられていたとは。しかしジュリエット、モテモテではないですかww四海家の当主たちもそれぞれにヘヴィーな過去を抱いていて、笑いの中にもシリアスな部分もあってメリハリがある内容なので読んでて飽きませんでした。でも一番はラブ(愛)&ラフ(笑)ですけれど。次は短編集ですけれど、その次からは王宮編になるのでまた楽しみです。とうとう王妃と面会ですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コバルト文庫
- 感想投稿日 : 2013年3月17日
- 読了日 : 2013年3月16日
- 本棚登録日 : 2013年2月22日
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