主人公の紅子さん51歳が惹かれている京は12歳も年下なうえ、彼女がいて、他にも女遊びもして、過去が謎で、しかも2人の関係は初めから逆援助交際のようなもの。
そのため紅子さんは素直な気持ちは隠さなくちゃいけないし、会いたいときに会えないし、切ないです。
主人公とは年齢は大分違うけれど、年下の相手に大人として振舞うため本心を隠す辛さと、感覚の違いで分かり合えるはずない相手に惹かれてしまう気持ち、自分に自信がなくて不安になる気持ち、女性として共感できました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年6月16日
- 読了日 : 2012年5月24日
- 本棚登録日 : 2009年6月16日
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