世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

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  • 朝日新聞出版 (2013年8月7日発売)
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『感想』
〇相手の名前を覚えることが大事だということは実感していたが、やっぱりそうかと感じた。実際に覚えることができるかは別として、せめて仕事で関りがあるとわかっているならば、相手のことをせめて名前ぐらい知っておくだけで、いい印象が与えられる。

〇そういえばかなり上の人で、自分を目的として会う機会には名前を呼んでくれてうれしかったが、偶然会った時には私の名前を憶えていない、見たことある気がするなという雰囲気が伝わってくることがあり、やっぱそんなものかと感じたことを思い出した。

〇大きな間違いは問題外だが、小さな間違い(基本すぎる間違い)をしないこと、確かにここでその人の本質が見えてくる。

〇著者がいうエリートは自分がいたゴールドマン・マッキンゼー・ハーバードビジネススクールであり、他はそもそも眼中にないのかなとは感じてしまう。基本を大事にするのはどの世界であっても上位に位置する人は行っていることです。

『フレーズ』
・先を見越して点をつなぐことはできない。振り返ってみて、はじめて点をつなぐことができる。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。【スティーブ・ジョブズ】(p.16)

・相手の名前を覚えるコツ、自己紹介時に相手の名前を口に出して、自分の口と耳で必ず確認する。(p.25)

・先輩や上司は、自分の目線を高めてくれる絶好のメンターです。積極的に後ろを追いかけ、アドバイスをもらうべきです。目線が高まれば、自分の成長速度は早まります。(p.34)

・トップバンカーであるほどレスポンスの早さは際立っています。(p.125)

・どんなに内容が素晴らしくても、会議の仕切りがうまくても、クライアントの手元に残るのは紙の資料です。(p.145)

・小さな間違いのある資料からは、作者の詰めの甘さと、仕事の不十分さが伝わってきます。(p.162)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2020年12月17日
読了日 : 2020年12月17日
本棚登録日 : 2020年12月17日

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