決定版 上司の心得 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年12月10日発売)
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感想 : 18
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『感想』
〇自分の成長、それが結果として「社会的成功」「社会貢献」「部下の成長」といったものに繋がる。また繋げなければ自分の成長がない。

〇変えられないと思っている人間に、変化を起こせるはずがない。変えられると思える部下を育成する。また上司は部下よりも変えられる可能性が高い。その力を使って周りに影響力を与え、変化という事実をもって部下の自己有用感を育てていきたい。

『フレーズ』
・誰でもビジョンを語るのは自由だが、人の心に届くのは勝者の言葉なのである。(p.25)

・人は食べるためだけに働くのではない。自分の成長のため、何かに貢献するためにも働くのだ。自己の成長に対して喜びを感じるのは、人間の本能といってよい。(p.37)

・仕事が趣味と違うのは、自分が成長を遂げることが、社会貢献につながることである。(p.39)

・一番重要なのは「現実把握力」である。(p.71)

・リーダーたるもの、常に自分を客観的な視点で眺め、思い込みで間違った判断を下していないかどうかを確認し続けなければならない。思い込みにとらわれないためには、他社に指摘してもらうか、異質な考え方に触れることである。リーダーには異質なものを積極的に受け入れあえて批判を求めるだけの度量の大きさを、私は求めたい。(p.75-77)

・変えられないと思っている人間に、変化を起こせるはずはない。(p.98)

・人は自分が評価され、教えを乞われれば嫌な気持ちはしない。(p.135)

・人を育てようとすれば、おのずと自分の仕事の内容や処理方法を振り返り、見つめ直す必要に迫られる。(p.154)

・部下を育てるということは、自分の成長にもつながる。(p.154)

・きちんと叱るということは自分の感情で叱り飛ばしているだけのパワハラとは次元が異なる。部下の成長のためという想いがあれば、上司がどれほど厳しい言葉をかけたとしても部下は納得し、ついてくるものだ。(p.174)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2020年7月2日
読了日 : 2020年7月2日
本棚登録日 : 2020年7月2日

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