こどものころ(小学校低学年)家にあった本で、大人になってからも読みたくて探していました。
最近復刊されたものです。
ラングの童話集は他にもあるのですがこちらは
最初に刊行された(1958年)川端康成閲、野上彰訳が元になっています。
全部で12巻ありますが、すべて色の名前のタイトルがついています。
当時から思っていましたが文章がとてもきれいでなんとも言えない味をだしているのです。
うまく表現できませんが、古いんだけど子供向けなので複雑ではなく、丁度良いのです。
また最近の話にはない、中途半端な終わり方や、
あまり丁寧な説明などない乱暴なストーリー。そんなところもいい感じです。
子供のころもそんなところが好きでした。
(最近の童話は今風にだいぶ内容が変わってると聞きました。)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2009年10月22日
- 読了日 : 2009年10月22日
- 本棚登録日 : 2009年10月22日
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