ええもんひとつ とびきり屋見立て帖 (文春文庫 や 38-4)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年12月4日発売)
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感想 : 27

読み始め…16.7.10
読み終わり…16.7.11

とびきり屋見立て帖シリーズ2

幕末の京の街で慎之介とゆず夫婦の営む道具屋「とびきり屋」の店には、幕末を揺るがす志士たちが相変わらず訪れます。

坂本龍馬、桂小五郎、芹沢鴨...。
史実で一般的に知られている人物の特徴がうまく現れていて、京都の街のほのぼのとした風景の中になんのことはないいつもの日常のように絡めて登場しているところがとてもユニークです。

桂小五郎さんの事情はわかりますけどゆずさんそんなことしちゃって大丈夫?!....ひやひやものでした。芹沢さんはもうほんとに身勝手な人だし....。

それからそうそ東の茶の家元の若宗匠。ゆずの父親はあんな息子のもとに嫁がせようとしていたなんてね。信じられません。とんだ見立て違いですよ〜。(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年7月27日
読了日 : 2016年7月11日
本棚登録日 : 2016年7月27日

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