ずっと気になっていた佐々木譲だが、なぜか読んでいなかったので、直木賞受賞作から読んでみた。
クラシックな雰囲気で、安定感がある。
全体としてムードは暗い。曇天の北海道、午後4時という雰囲気で、爽快さはない。人物関係やストーリー、細かい描写はさすがにうまく、ドラマを見てるように読めた。
短編より長編の方がおもしろい作家なのだろうと思うので、他の作品も読んでみよう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2012年2月2日
- 読了日 : 2012年2月1日
- 本棚登録日 : 2012年1月28日
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