かいぶつのまち

著者 :
  • 原書房 (2010年7月1日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 28
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元<羅針盤>の瑠美は、全国高等学校総合文化祭演劇部門を見に来ていた。五年前に卒業した母校の演劇部が出場し、その脚本を瑠美が手掛けていたからだ。かつての友人であるバタや蘭を誘い、演劇部の学生たちに挨拶にいくが、どうも空気が妙だった。そして、出場前日に顧問や生徒たちが次々と体調不良を訴え、本番は代役ばかりでこなすことになる。主役だった少女も、やがて追い詰められ……。

前作にあたる「少女たちの羅針盤」は読んでいないけれど、映画を見て、雰囲気も謎も少女たちの姿も非常に好みだったので、手に取ったのだけど、うーん。ちょっとキャラクターとして好きになれない人が多すぎてつらかったなあ。あと、頻繁に視点が変わるわりに書分けがあるわけじゃないので、混乱も。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年10月15日
読了日 : 2014年10月15日
本棚登録日 : 2014年10月15日

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