警官の血 上 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2009年12月24日発売)
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本棚登録 : 2299
感想 : 169
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2010年6月21日 読了。

未読リストが底をつきかけ、父に助けを求めたところ勧められた。最近は佐々木譲にはまっているとのこと。

終戦から平成にかけて約60年、三代にわたる警官一族を描いた大河小説だそうな。

文章が読みやすく、セリフも芝居がかっていないので、素直に読める。時間軸がいきなり年単位で飛んだりするので、ぼーっと読んでいると置いてきぼりを喰らうが、終戦以降の日本の現代史をなぞって話が進むので迷子になることはないだろう。

人物がよく描かれているのが好印象。
暇つぶしのつもりがうっかり引き込まれ、思わず夜更かしさせられてしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2010年06月
感想投稿日 : 2010年6月23日
読了日 : 2010年6月21日
本棚登録日 : 2010年6月21日

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