めざせダウニング街10番地 (新潮文庫 ア 5-7)

  • 新潮社 (1985年10月1日発売)
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本棚登録 : 299
感想 : 14
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政治の小説を読みたくなったので久しぶりにジェフリー・アーチャーを読む。
名前はよく聞くので期待したがガッカリ。
政策議論はほとんどなく、下半身の話がほとんど。
政治家になる理由が自己顕示欲しか出ていない。
人物像も酷すぎる。特に貴族出身のチャールズは小学生のような嫌がらせに二度も妻に裏切られるが、何故そんな人物が有力首相候補なのか?
この前妻も貴族出身の政治家の妻とは思えない浅はかさ。
何より首相になるためには推してくれる仲間がいるはずだが誰も出てこないし、あまり付き合いたくない人ばかり。
実在人物や英国議会の細かい描写がなければ学校の生徒会長レベルの話だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年2月23日
読了日 : 2023年2月23日
本棚登録日 : 2023年2月23日

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