必死に愛娘の死の真相を探る父親から
狂気じみた気迫を感じさせる
冒頭の手記部分で早くも
物語に没頭していた。
名探偵「法月綸太郎」シリーズは
初めてで、彼のキャラや
「親父さん」とのやりとりは
あまり好みではなかったが、
「陰謀」の見え隠れするストーリー、
予測出来ない展開は
最後まで満足の行くものだった。
真相は予想を裏切る程のもの
ではなかったが、
そこにたどり着くまでの展開が
秀逸だった。
法月綸太郎は「密閉教室」が合わなくてずっと避けていたのだが、
試しに読んでみて正解だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
●ミステリ
- 感想投稿日 : 2014年7月13日
- 読了日 : 2014年7月13日
- 本棚登録日 : 2014年7月7日
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