本棚の「棚」の側面をガチで扱っててユニークです。技術的・経済的・工学的な、本と本棚(と「読者」も?)の共進化の歴史として読めるかと。
さらっと10分くらいで読んでしまいましたが。がっつり読みたい感じではないな、と読み始めてから気づいたので。
著者は著名な作家・土木建築学者で『橋はなぜ落ちたのか』『フォークの歯はなぜ四本なのか』も名著です。
『橋はなぜ落ちたのか』の要点:上手く機能している建築様式は、その成功の連続によって規模を拡大し、いずれ破綻するという法則。まるで「ピーターの法則」(人は能力の限界まで出世するから組織構成員は全員無能になる(ほんとかよ))ですね。
http://booklog.jp/users/zerobase/archives/4022597860
『フォークの歯はなぜ四本なのか』の要点:人工物は「不満」を解消するように進化するという法則。
http://booklog.jp/users/zerobase/archives/4582766935
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
建築
- 感想投稿日 : 2011年11月18日
- 読了日 : 2011年11月18日
- 本棚登録日 : 2011年10月2日
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