こぼん

著者 :
  • 新潮社 (2001年6月1日発売)
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 1
4

何とも、ジンワリと面白かった。思春期前の男の子なのかな?それとももう思春期だったのかな?「こぼん」は小学6年生。苦手なもの弱点がある。デブ・お父さん・いまだにおねしょ・水泳・運動等々。大阪で生まれ育ったのに、東京生まれの母のせいで少々自意識過剰。学校にはにっくきライバルはいるは、えこひいき先生はいるは・・・。そんな中好きな女子もいたり・・・。何とか勉強だけは頑張っているこぼん。色んな事があるけれど、親友と呼べる奴が出来たり、摩訶不思議な事件があったり、1大決心して苦手を克服するところなんて、サクセスストーリー?(ちょっと違うか)ほのぼのとした家族がいたり。何となく素早く読み終えました。
 最後には、ドドッと涙も出たりして。
そのまた一番最後には、え・え?って終わり方だったのが・・・こぼん、それでどおなったん?って感じでしたが。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 日本
感想投稿日 : 2004年12月12日
本棚登録日 : 2004年12月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする