- Amazon.co.jp ・洋書 (3ページ)
- / ISBN・EAN: 9780743564366
感想・レビュー・書評
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hmmm good old classic
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ただ普通に読んでるだけではつまらなかったんですが、その後ろにある隠れた意味について先生に教えられてからは読むのが楽しくなりました。ヒーローとして、キリストとして、芸術的存在としてなど、あらゆる存在としてサンチャゴを見ることができるという解釈の幅の広さが、やっぱり名作たる所以なんだろうなぁと思いました。特に最後らへんは感動したなぁ。課題多すぎてかなり読むのに手こづったので、終わりの方は切なすぎて友達とわーわー言いました。うーん、もう1回日本語バージョンでも読んでみたいですね。
*2010【本】23作目/2010年5月11日* -
ARWの課題本。
魚とか船の用語が多くてめんどくさかった。(最初、「この人イルカ食べんの?!」って勘違いした)
ただ人と自然の闘いーみたいなのではなく、dignityとかloveとかchiristianityとかとかいろんな解釈の要素があるんだろうけど、
それでも自分はちょっとなにも感じなかったなー
あと訳していて気になったのは
"A man can be destroyed but not defeated"って言ったのに"They beat me, Manoline, they truly beat me"ってなんだよ…ってところ
結局old manはlionの夢を見て、またManolineと自信満々で漁に出かけて行くんだろうけど↑は一体何だったのか。
まぁこれはたぶん自分の読解力が乏しいせいか。
それにしたって全体的に面白いとか考えさせられるとかいうこともなく、残念だった。
ただ、old manが、この作品を書いた当時作家として"終わった"と世間に思われていたヘミングウェイ自身の投影であるとか、父親や息子たちとうまくいってなかった彼の願望がManolineとold manの関係に表れているとか、そういう見方を教えてもらったのは面白かった。 -
「けれど、人間は負けるようには作られてはいないんだ」
老人サンチャゴのこの一言が猛烈に格好良く、この小説のすべてを一言で言い表している印象を受けました。といいつつ、個人的には彼の海でのカジキマグロとの死闘(ハードボイルドでマッチョな男性的写実ですよね、うーむ力強い☆)よりも、陸での少年との優しいやり取りのほうが好きですが…。少年の老人に対する尊敬の念と気配りも素敵です。 -
大学の指定図書。なんだかシンプルで乾いた感じの文章で、おとこの人には面白いのかも?私にはひたすら可愛そうな老人の話でしかなかった気が・・・