損しない人のほめ方の法則 (角川oneテーマ21 C 199)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 43
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102774

作品紹介・あらすじ

あなたの「ほめ言葉」がお世辞で終わる理由とは?上手にほめるための実践的アドバイス。

感想・レビュー・書評

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  • 自分が損をしないためにこうしようという内容で、本当に題名そのものがきちんと書かれていたのだが、損得の下心がありすぎて個人的にはどうも好きになれなかった。
    あまり大袈裟な表現はかえって心がこもっておらずしらけるというのは、その通りだと思った。

  • 臨床心理士の方の書かれた本でした。

    褒められたときに、本当に褒められたことが気持ちよかったことと、逆にほめられたことがなんだか居心地の悪い気がしたこと、体験したことがある人は多いと思います。

    居心地の悪いほめ方、というのは、その裏に隠された本心、「メタメッセージ」があり、それが伝わってしまう、ということがよく分かりました。褒めるときには、相手をコントロールしようという意図があると相手はそれを敏感に感じ取ってしまうのですね。

    褒めるときは、褒めたいことを本心からほめることが大切なんだなと思いました。

    本の中にあった言葉ではっとしたのは、「叱ることも、ほめることも、その目的は人を育てること」(p.100)と、「やらない善よりやる偽善」(p.171)
    です。

  • 新書のボリュームで読みやすく内容が濃く、よくまとまった一冊。
    良書。

    タイトルはほめ方の法則となっているが、実際は相手の立場に立った傾聴、それに合わせた応答の基本を解説した本。
    これが実践出来れば人生が大きく変わる可能性がある。
    この本にはそれだけの価値があると思う。

  • 「ほめ方」「しかり方」だけではなく、「ほめられ方」「しかられ方」についても述べられています。主に仕事やビジネスについて書かれていますが、家庭内でのことや友人同士、子育てなどにも通じることがあるとおもいます。自分がもしも上司になったときは、ほめるのもしかるのも上手になりたいものです。

  • 内容がギッシリと詰まっていてお買い得感がある。
    テクニック的な話に終始せず、相手の気持ちを汲み取ることを強調している点はさすが臨床心理カウンセラー。
    強引にポイントをまとめると以下の3点。

    ・相手をよく観察し、相手の気持ちを考える
    ・無理をしない (素直にほめられるところを褒める)
    ・ゆっくり、ゆとり (べき論や白黒ばかりではない)

    会話サンプルも豊富で、言い回しひとつで会話の展開が変わっていくのは面白い。
    仕事はもとより、家庭でも実践したい…。

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