下北サンデーズ

著者 :
  • 幻冬舎
3.17
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本棚登録 : 665
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012066

感想・レビュー・書評

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  • 下北沢は演劇の街。その下北沢が舞台。
    小さな劇団員がアイドルになっていく様は、小説ならではの世界かもしれない。
    でも、案外アイドルって、自分の考えるような足取りではなく、流れるようにそこに到達していくのかもしれない。
    本当に好きなことは、貫ける強さがあれば、夢に近づくことができるのかもしれない。

  • 石田衣良さんの本が読みたくなり、選んだのがコレ。
    考えなくてサラッと読みたかったから。

    昔ドラマもあって見たかったのに見れなかったという理由もあり。
    劇団の話で面白かった~
    とんとん拍子に行っちゃうんだけど、
    いろんな人間模様もあって、でもみんな一致団結してて。
    最後は想像通り。本だから許すって感じ。


  • 内容は置いておくとして、主人公のイメージがドラマ版の主人公とぴったり合う。

    役者がすごいのか、キャスティングがすごいのか。

  • 下北沢の小劇団に入団した女子大生のゆいか。波に乗って人気が上がっていくにつれて、メンバーの間でいろいろな事件が起こるようになる。綺麗事だけでない青春。
    淡々と、トントン拍子にすすむが、キャラの掘り下げがいまいち。あっさり終わった。石田さんの本はキャラ立が命とはいえ、ちょっと薄すぎる気がする。そして、それぞれの悩みも(勝手に)解消されて、見せ場がない。

  • 上京してきた18歳の里中ゆいかが下北サンデーズに入団して成功していく話。

    --------------------------------------

    高校3年の授業中に読んだ記憶があるので、10年以上経ってから読み直したことになる。大学に進学する前だから主人公のゆいかよりも年下だったはずだ。今では、30を過ぎた劇団員のサンボ現やジョー大杉と年齢が近い。彼らの行動は今の自分の感覚に近かった。感慨深い。

    とんとん拍子に進み過ぎるストーリーはちょっと読者を軽く見てるかなとも思うけど、頑張ってる人が成功していく話は読んでいて面白い。
    本多劇場とか大人計画とか、高校生のころは知らなかったな。社会人になった自分が、電車に乗って本多劇場に行くなんて当時は考えもしなかった。雰囲気があってすごくいい劇場。人生ってすごい。

    10年以上前に読んだはずなのにわりとあらすじを覚えていることにも驚いたけれど、驚きとは別の感覚が強かった。
    懐かしさだ。何年も会っていなかった人に久しぶりに会えたような感覚。このあたりは教室で読んだな、窓際の席だった、とか当時の記憶を味わいながらページをめくった。
    本来の読書の楽しみ方とはちがうけど、思いがけない感覚を楽しめるから本を読むのは楽しい。

  • 分かりやすくて読みやすい。下北の劇団員。

  • 下北沢の劇団サクセスストーリー。うまく行きすぎている。

  • この本、書きたくて書いたのかな?なんか仕事感がひしひしと伝わってくる、小手先感がちょっとあざとい。

    なんど味のしない食事してんねん!

    でもやっぱ、石田衣良の小説はやっぱ面白いや。良くも悪くも、スナック感・ファストフード感は否めないが。
    重い本に疲れたときに丁度良い。

  • 石田衣良さんの小説を初めて読んだ。
    この作品は小劇場の劇団が舞台で、作り込みというか、作中劇や演技のノウハウなどへの突っ込み具合は弱い気がしたが、小劇場の人々というテーマできちんとエンターテイメントが成立していた。
    舞台設定が幅広い印象をもっていたが、状況をうまく組み立てるのが上手なんだろうなと思った。
    小劇場好きが加速していく。

  • 久々に 石田さんの作品読みました。
    面白かったな。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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