- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016323
感想・レビュー・書評
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意識高くない系50代独身女達の、ゆるい波瀾万丈の日常を描いた物語。お友達3人が隣同士の部屋に住むという、憧れるシチュエーション。全員独身で自称性悪。サバサバ系といったら語弊があるかもしれないが、自立した大人同士の友人関係で、みんなの性格がサッパリかつしっかりした女性ばかりで好き。むくちゃんも好き。群ようこも好きになってしまった。
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やはり群ようこさんの本は気負いなしに読めて面白い。いや、実際いろいろ大変なことが怒っているのだが、特に今回の三人は飄々としていていい。主人公達の年齢層がだんだん高くなってきているのでまだ共感できない部分も多いし、あまり設定自体にも共通部分はないのだが、少し道を違えていれば自分も性格的にはこういう感じで暮らしていたのかもしれないなあと思う。
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同年代のおばちゃんとして、わかるなあ~、こんな風に思い暮らしていきたいと思う一方で、先行きが不安になったりもして・・・
でもやっぱりおもしろい。 -
50歳前後の3人娘(?)
更年期障害と戦い、腰痛と戦い、パニック障害と戦い、親の介護と戦う。
ここまで言うとちょっと大変そうだけど、この人達は大丈夫。あっけらかんと「なんとかなるよー」で乗り切ってしまうだろう。
年齢が近くて同じ独身で、仕事もあるけど恋愛には億劫。しかも家はお隣さん。そんな女友達なんて最強じゃないか。もちろん同類である事が前提で、精神的な意味だけど。
先に言った色んな戦いなんてこれから私にもいくらでも降りかかってくるんだろう。でも乗り切ろうと思える、楽観的な心を教えてもらった気がする。 -
元気ハツラツ、健康健康で長寿を目指すではないところがいい。年齢的に体のこと、回りのことはいろいろあるけれど、肩の力を抜いて、あるがままにこんな感じで生きていけたらいいな。
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ままならない日々。でも、まぁいいか。自分の人生引き受けて50年。大人な女3人の、ぼやきつつもクールで、時々過激な日常。
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中年女性の体力低下やそれからくる不安などを書きつつ、
でも、なんとなく生きていけちゃってる女の人3人の生活が書かれている。リアルだと思う。
22夢を語っていた過去 -
『なたぎり三人娘』の続編。「あんときのエノキ」のインパクトに(笑)。
更年期障害に悩まされながらも、何とか日常を切り抜け、まったりとゆるい生活が続く。群さんご自身のことや、周りのことを書いていらっしゃるのかな、と思った。私はこういう女性方に好感が持てる。 -
50歳前後の3人の女たちの日常。
体調がどことなくすぐれなかったり、猫がすきだったり。
何の変哲もないけど、こんなもんかな、って感じの日常がさらりと描かれています。