ストレイト・ジャケット8 イケニエのロンリ ~THE SACRIFICE 2nd.HALF~ (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
3.55
  • (5)
  • (14)
  • (25)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 104
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829118146

作品紹介・あらすじ

トリスタンの町は"生け贄"を求めていた。"黒騎士"の噂と連続魔族化事件は町をパニックに陥らせ、正義の味方を名乗る暴徒たちで溢れていた。「彼らのどちらかが"黒騎士"である可能性が高いと思われます」-何気ない口調で淡々と告げるカペルテータ。正義の味方なんてのは柄じゃない。連中が犯人だと決まったわけでもない。"黒騎士"を捕まえる義理もない。「だけど、"生け贄"を当然だと思うその価値観は-気持ち悪いんだよ」生け贄を喰らってまで生きていたくないと思ったレイオット。その魂に青白い怒りの火がともる!榊一郎のハードボイルド・アクションファンタジー第八弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白いのかもしれませんが、
    読むのに結構体力が^^;
    内容は面白いかと思います。

  • 上巻の時点で、犯人が容易に想像できる展開でしたが、下巻を読了したので感想を書いてみようかと。
     妹の貴族的(支配者階級)な考えと、兄の奴隷的(被支配階級)考えが起こしたCA事件ですが、現代日本のように階級社会が存在しない状態では、妹の考えを「気持ち悪い」としか感じません。ですが、巻末でエレナとレイオットが「クッキーに感謝して食べなさい」という会話は現代の我らにも解り易く著者が述べたものかと思います。
     著者の後書きのよれば、最大5冊程度でシリーズ終了ということですが、ルート・ソーサリアンや完全体魔族それにCSAのカペル等、書くべきことが随分残っているように思うのですが、終わるのでしょうか?まあ、長引いたらそれはそれで嬉しいのですが。
     あと龍が残していった異形の剣のイラストがカラーで描かれていますが、こういうのは著者からイラスト指定されるのかなーとも思いました。著者とイラストレーターどちらの独創にしてもよく考えられるなーと感心します。自分はこういう独創的な考えを構築するのが苦手なので特にそう思います。

  • 「実は君に恋してしまったのさ」
    紅茶吹いたw
    そろそろ裏事情も出てきてクライマックスに向けた準備も整ってきた模様。
    アニメ化企画動いているらしいけど、完結までにまにあうのか?w

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榊一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×