ストレイト・ジャケット8 イケニエのロンリ ~THE SACRIFICE 2nd.HALF~ (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2006年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118146
作品紹介・あらすじ
トリスタンの町は"生け贄"を求めていた。"黒騎士"の噂と連続魔族化事件は町をパニックに陥らせ、正義の味方を名乗る暴徒たちで溢れていた。「彼らのどちらかが"黒騎士"である可能性が高いと思われます」-何気ない口調で淡々と告げるカペルテータ。正義の味方なんてのは柄じゃない。連中が犯人だと決まったわけでもない。"黒騎士"を捕まえる義理もない。「だけど、"生け贄"を当然だと思うその価値観は-気持ち悪いんだよ」生け贄を喰らってまで生きていたくないと思ったレイオット。その魂に青白い怒りの火がともる!榊一郎のハードボイルド・アクションファンタジー第八弾。
感想・レビュー・書評
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面白いのかもしれませんが、
読むのに結構体力が^^;
内容は面白いかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻の時点で、犯人が容易に想像できる展開でしたが、下巻を読了したので感想を書いてみようかと。
妹の貴族的(支配者階級)な考えと、兄の奴隷的(被支配階級)考えが起こしたCA事件ですが、現代日本のように階級社会が存在しない状態では、妹の考えを「気持ち悪い」としか感じません。ですが、巻末でエレナとレイオットが「クッキーに感謝して食べなさい」という会話は現代の我らにも解り易く著者が述べたものかと思います。
著者の後書きのよれば、最大5冊程度でシリーズ終了ということですが、ルート・ソーサリアンや完全体魔族それにCSAのカペル等、書くべきことが随分残っているように思うのですが、終わるのでしょうか?まあ、長引いたらそれはそれで嬉しいのですが。
あと龍が残していった異形の剣のイラストがカラーで描かれていますが、こういうのは著者からイラスト指定されるのかなーとも思いました。著者とイラストレーターどちらの独創にしてもよく考えられるなーと感心します。自分はこういう独創的な考えを構築するのが苦手なので特にそう思います。 -
「実は君に恋してしまったのさ」
紅茶吹いたw
そろそろ裏事情も出てきてクライマックスに向けた準備も整ってきた模様。
アニメ化企画動いているらしいけど、完結までにまにあうのか?w