パスカル・キニャールの新刊情報

プロフィール

1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。

「2022年 『楽園のおもかげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

パスカル・キニャールの新刊情報のアイテム一覧

パスカル・キニャールの新刊一覧です。発売日順に並んでいます。
2022年6月24日発売『もっとも猥雑なもの (パスカル・キニャール・コレクション)』や2022年6月24日発売『楽園のおもかげ (パスカル・キニャール・コレクション)』や2022年1月25日発売『深淵 (パスカル・キニャール・コレクション)』などパスカル・キニャールの全36作品から、発売日が近い順番で作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

音楽の憎しみ (パスカル・キニャール・コレクション)

46
5.00
博多かおる 2019年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

バロックの作曲家サント・コロンブとマラン・マレを描いた美しく静かな小説『めぐり逢う朝』の作者であるパスカル・キニャールは音楽家でもあるらしい。 そんな作... もっと読む

涙 (パスカル・キニャール・コレクション)

26
2.50

感想・レビュー

コンピュータで構造計算がたちどころにできるから、もうなんでもありーって感じの最近の一大プロジェクト建築。 複雑さ、矛盾、メタファー、断片化、エコ…モ... もっと読む

落馬する人々 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 7)

21
2.00

感想・レビュー

フランスの哲学者お得意の、エクリチュールまとめ形式の著作物。実際にあった逸話たちの、そのチョイスが興味深いし(日本語訳だけど)うっとりするほど美しい文章。... もっと読む

午前四時のブルー: 謎、それは自分;I

17
4.00
高木由利子 2018年4月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は『雑誌』だそうである。 本書執筆者のことは殆ど何も知らないまま、ただタイトルだけに惹かれてIとIIを買って帰ったのだが、読んでみると不思議な魅力が... もっと読む

謎: キニャール物語集 (パスカル・キニャール・コレクション)

33
4.14

感想・レビュー

古典に題材やモチーフをとった物語が多い。しかし 『エテルリュードとウォルフラム』 冒頭のように、文字で描写された詩情あふれる世界は、著者の稀有な経歴と... もっと読む

世界のすべての朝は (伽鹿舎QUINOAZ)

100
3.90

感想・レビュー

文庫本でありながら、すごく装幀が凝っていて見開きページのレイアウトも美しくて気に入っている。 主人公はバロックの作曲家でありヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガン... もっと読む

約束のない絆 (パスカル・キニャール・コレクション)

47
4.71

感想・レビュー

美しすぎてはっとした。ゆっくり読もうと思う気持ちと先にいきたい気持ちがぶつかった。クレールが土地と、シモンに固執するのは安心する場所が欲しかったからだと思... もっと読む

秘められた生 (フィクションの楽しみ)

55
4.67

感想・レビュー

私には難しい個所が沢山あったので、理解できた(と思われる)範囲のことしか言えないが、それでもとてもとても面白かった!題名と、始めの方読んだ感触から、世阿弥... もっと読む

アマリアの別荘

89
4.06

感想・レビュー

★★★ 変わった女だった。 極端に受身なのだ。内に篭るといってもいい。だがこの見かけの消極性には独自の積極性が含まれていた。彼女は芯から物静かだった。... もっと読む
全36アイテム中 1 - 20件を表示
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