松下隆志のおすすめランキング

プロフィール

1984年、大阪に生まれる。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。
訳書に、
ザミャーチン『われら』(光文社古典新訳文庫、2019)、
ウラジーミル・ソローキン『テルリア』(2017)、
同『親衛隊士の日』(2013)、
同『青い脂』(共訳、2012、以上河出書房新社)
など多数がある。

「2020年 『ナショナルな欲望のゆくえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松下隆志のおすすめランキングのアイテム一覧

松下隆志のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『青い脂』や『青い脂 (河出文庫 ソ 2-1)』や『われら (光文社古典新訳文庫)』など松下隆志の全37作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

青い脂

420
3.80

感想・レビュー

昨年、プロ・アマ問わず海外文学を好む人々の間で「すごい!」と話題になった本。これを読まないと2012年は終わらない!と思っていたのですが、だらだらと今まで... もっと読む

青い脂 (河出文庫 ソ 2-1)

323
4.00

感想・レビュー

1999年に出版された ロシアの作家ウラジーミル・ソローキンの長編SF小説。 2068年、酷寒の地に建つ遺伝子研(GENLABI)18に、 七人... もっと読む

われら (光文社古典新訳文庫)

267
3.50
ザミャーチン 2019年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ソ連の作家によるディストピア小説です。 当時の祖国に作品内容を受け入れられず、著者は亡命を余儀なくされました。 <単一国>が管理する空想上の国に生きる... もっと読む

テルリア

167
3.00

感想・レビュー

時代は西暦2050年くらい、未来のお話。しかし本編で語られるそれまでの歴史は、我々がいうところの現在よりかなり前の時点から相当軌道が逸れてしまっている……... もっと読む

親衛隊士の日

167
3.50

感想・レビュー

着信音がムチ打ち音と悲鳴、裏切り者と決めつけられた者達への暴行…と国家のために働く親衛隊士の生活は忙しい。伝統の飲み物や食べ物を食べちらかし美しい車には残... もっと読む

氷: 氷三部作2 (氷三部作 2)

160
3.71

感想・レビュー

圧倒的野蛮!!!淡々とした暴力!!!!暴力!!!!! …みたいなテンション、やっぱどこの国の文学にもあるんだな… もっと読む

ブロの道: 氷三部作1 (氷三部作 1)

144
3.52

感想・レビュー

『青い脂』に比べたら格段に読みやすかったです。御光の知恵、というんですか、困ったときには超自然的な力が働いて問題が解決されていくようなご都合主義的な話は好... もっと読む

吹雪

130
3.58

感想・レビュー

近未来のロシア。感染すればゾンビと化すウィルスが猛威を振るう町へワクチンを届けるため御者のセキコフと共に吹雪の中を出発するドクトル・ガーリン。その道中を記... もっと読む

穴持たずども (ロシア語文学のミノタウロスたち)

122
4.50

感想・レビュー

「ここへ、私のところへ来て・・・・・ここにはロシア的な、昔ながらの、民衆的で昏い蒙昧主義があって、それが私たちの「知識人的」神秘主義と混ざり合うことを発見... もっと読む

23000: 氷三部作3 (氷三部作 3)

105
3.92

感想・レビュー

い、意外だ・・・すごく意外な結末だ・・・。前2作とあまりに違うテイストに戸惑いながら読了。読みやすさに戸惑ったというべきか。解説では5年の間に著者の心に揺... もっと読む

早稲田文学増刊π(パイ)

64
3.50
川上未映子 2010年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一箱古本市 もっと読む

ノーベル文学賞のすべて (立東舎)

61
2.80
都甲幸治 2021年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/925960 もっと読む

マリーナの三十番目の恋

52
3.30

感想・レビュー

スゴイよねソローキンの、巨匠なのに「守り」入ってなさ。なんかね、晩年のマイルスデイビスにインタビュアーが「昔の曲が評判いいのになんでわざわざそれを否定する... もっと読む

われら (光文社古典新訳文庫)

51
2.80
ザミャーチン 電子書籍 2019年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み始めたらニヤニヤが止まらんくらいツボで面白い。 いい意味で何を言っているのかわからない独特な比喩や表現、文体が最高に面白い。感情を廃した世界で抗えず起... もっと読む

青い脂 (河出文庫)

43
4.40
ウラジーミル・ソローキン 電子書籍 2016年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高度な技巧を使った変態おバカ小説。文豪たちそれぞれの文体を精妙にオマージュしていたり、ロシアの歴代大統領を登場させたりして、破壊の限りを尽くしている。正直... もっと読む

ナショナルな欲望のゆくえ: ソ連後のロシア文学を読み解く

33
4.33
松下隆志 2020年2月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/887528 もっと読む

テルリア

22
5.00
ウラジーミル・ソローキン 電子書籍 2017年9月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こういう構成のSFは好き。「テルル」が何なのか結局最後までよくわからないのも良い。 もっと読む

ゲンロン13

15
5.00
東浩紀 電子書籍 2022年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp
全37アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×