澤田直のおすすめランキング

プロフィール

澤田 直 ⽴教⼤学教授。著書:『〈呼びかけ〉の経験──サルトルのモラル論』(⼈⽂書院)、『ジャン=リュック・ナンシー』(⽩⽔社)、『サルトルのプリズム──⼆⼗世紀フランス⽂学・思想論』(法政⼤学出版局)、訳書:サルトル『真理と実存』『⾔葉』(以上、⼈⽂書院)、ペソア『新編不穏の書、断章』(平凡社)など。

「2023年 『はじまりのバタイユ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤田直のおすすめランキングのアイテム一覧

澤田直のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『新編 不穏の書、断章 (平凡社ライブラリー)』や『自由への道 (1) (岩波文庫 赤 N 508-1)』や『百歳の哲学者が語る人生のこと』など澤田直の全48作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

新編 不穏の書、断章 (平凡社ライブラリー)

563
4.14

感想・レビュー

真に書く人は本を造らない。 「造る」は「書く」に追いつけないからだ。 散らかした紙片の中に佇み途方に暮れる人こと詩人なのである。 みたいなことを... もっと読む

自由への道 (1) (岩波文庫 赤 N 508-1)

204
4.14
サルトル 2009年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 これぞ、今自分が求めていたものだった、と思った。なぜそう思うのか、があまり分かっていないだが。  「自由への道」はサルトルの大作である。正直、読み... もっと読む

百歳の哲学者が語る人生のこと

145
3.50

感想・レビュー

「本から」 人間的なもののすべてから偶然の要素を排除することは不可能であり、我々の運命は不確実であり、思いがけないものを想定する必要がある、これが、私が人... もっと読む

ショーペンハウアーとともに

137
3.10

感想・レビュー

豪華な新書サイズで値段もそれなり。マニア向けではあるものの、知的好奇心を刺激される。 もっと読む

さりながら

113
4.03

感想・レビュー

シンプルな白い装丁、シンプルなフォントで、シンプルに綴られるのは、小林一茶、夏目漱石、山端庸介を巡る物語。 そして、それは「失われた子ども」の物語。 ... もっと読む

自由への道 (2) (岩波文庫 赤 N 508-2)

110
4.10
サルトル 2009年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 第1巻「分別ざかり」の続き。マチウ・マルセルの関係はついに終焉を迎えるのか?という意外な展開にびっくり。 マチウがまるで中2病に見えてくる気がする。決... もっと読む

ペソア詩集 (海外詩文庫 16)

103
4.21
ペソア 2008年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

生きるのが下手なのに、どうしたらうまく生きられるかを探らない。「自分」が一番の関心事じゃないって、なんて豊かな世界なんだろう。 好きな詩人がまたひとり増... もっと読む

自由への道(三) (岩波文庫 赤 N 508-3)

93
3.30
サルトル 2009年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第3巻。 背景に戦争が忍びよる中で、様々な登場人物達の思考と情景が描かれます。本巻終盤の、ものすごい頻度で登場人物が移り変わっていく描写に、物語に入り込ん... もっと読む

イマジネール 想像力の現象学的心理学 (講談社学術文庫)

92
4.00

感想・レビュー

難しい。巻末の解説を読んだうえで再読が必要である。内容としては、企業・組織のイメージを論ずる際にも応用可能であろう。 もっと読む

シュレーディンガーの猫を追って

92
2.75

感想・レビュー

例えば、堀江敏幸の小説のように。あるいは蜂飼耳の散文のように。流れる言葉の連なりの中に、作家の思考の断片が幾重にもオブラートに包(くる)まれた状態で見つか... もっと読む

言葉

89
3.50
J.‐P.サルトル 2006年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

発達心理学者メアリアン・ウルフのベストセラー」プルーストとイカ」のP172に登場する。 もっと読む

自由への道(四) (岩波文庫) (岩波文庫 赤 N 508-4)

78
3.50
サルトル 2010年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 だんだん、サルトルらしさが見えてきたのと、各登場人物が収束していくことから、前回の巻よりも面白くなってきた。なにより、P.316からの、マチウが自身の自... もっと読む

自由への道(五) (岩波文庫)

77
3.25
サルトル 2010年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 やっと出た、サルトル!というわけですぐに読んだのだが、内容がもうおぼろげだw   戦争がどう彼ら(+著者サルトルも)に影響を与えていくか、が四巻から続... もっと読む

自由への道(六) (岩波文庫)

74
3.50
サルトル 2011年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 最終巻。読めば分かるし、訳者が度々触れるように、「自由への道」にここから先の物語は存在しない。ファシストも、共産主義も肯定しない。自分の好きなサルトルが... もっと読む

洪水

70
3.82

感想・レビュー

『物語とはどのように語られるものなのか、わたしにはよく分からない。出来事、イメージ、考えを順番通りに並べようとするが、たとえわたしの話を整理できる配置があ... もっと読む

ノーベル文学賞のすべて (立東舎)

61
2.80
都甲幸治 2021年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/925960 もっと読む

新・サルトル講義: 未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書 141)

58
3.21
澤田直 2002年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『嘔吐』や『存在と無』などの代表作のみならず、死後に公表されたモラル論の紹介を含む、サルトルの思想の入門書です。 サルトルといえば実存主義の思想家として... もっと読む

イメージは殺すことができるか (叢書・ウニベルシタス 1139)

57
3.00

感想・レビュー

法政大学出版局  マリジョゼ モンザン 「イメージは殺すことができるか」 イメージの両面性(暴力性と共同体構築)をテーマとした本。イメージに内在す... もっと読む

フランス文学を旅する60章 (エリア・スタディーズ)

52
3.00
野崎歓 2018年11月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01588038&q=26&qt=0&qp=0&qv=... もっと読む
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