奈倉有里のおすすめランキング

プロフィール

1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞受賞。訳書に『亜鉛の少年たち』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)『赤い十字』(サーシャ・フィリペンコ著、集英社)ほか多数。

「2023年 『ことばの白地図を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奈倉有里のおすすめランキングのアイテム一覧

奈倉有里のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』や『ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)』や『理不尽ゲーム』など奈倉有里の全27作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

838
4.50
奈倉有里 2021年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

引き込まれ一気に読んだが何度も読み返したい。アントーノフ先生とは師弟関係より強い縁を感じていたのでは。出会った先生方や友達との交流はまさに一期一会。青春記... もっと読む

ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)

542
3.59
奈倉有里 2023年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『夕暮れに夜明けの歌を』では、ベランダで静かに詩を朗唱していた著者の姿が印象的だった。本書購入時にもその面影がちらついていたが、いざページを開くや、些かキ... もっと読む

理不尽ゲーム

421
3.97

感想・レビュー

2月に始まったロシアのウクライナ侵略は、さながら鬼畜のような非道さで世界中を失意と混乱に陥れている。その水面下では、隣国ベラルーシも長く不穏な状態で、まさ... もっと読む

文学キョーダイ‼

344
4.34
奈倉有里 2023年9月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロシア文学者である姉・奈倉有里氏と小説家の弟・逢坂冬馬氏による、「小説」、「ロシア」、「戦争」についての対談を書籍化。 と、簡単に言ってしまっては勿体ない... もっと読む

亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版

333
4.20

感想・レビュー

表紙の写真をじっとながめる。あどけない、なんだか大きめの軍服が合わなくて、Tシャツ姿で公園あたりでサッカーでもしていそうな……どうみても少年ではないか? ... もっと読む

手紙 (Shinchosha CREST BOOKS)

252
3.79

感想・レビュー

「届かないのは、書かれなかった手紙だけだ」 現代のモスクワと1900年の中国。どれほど時間や空間の隔たりがあっても、書かれた手紙はきっと届くー ワロー... もっと読む

赤い十字

203
4.08

感想・レビュー

ベラルーシのミンスクに引っ越してきた主人公は、隣に住むタチヤーナばあさんと知り合う。 知り合って早々、彼女は自らの過去を語り始めるのだが、戦争中はソ連の... もっと読む

陽気なお葬式 (新潮クレスト・ブックス)

186
3.53

感想・レビュー

ロシアから亡命してきた画家アリークの最期を描く。 病床の彼の元には、妻はもちろん、友人、愛人、元恋人など様々な人々が集う。常にたくさんの人に囲まれるという... もっと読む

ナボコフ・コレクション マーシェンカ/キング、クイーン、ジャック

104
3.86

感想・レビュー

夢か現かわからなくなる。 そしてありふれたメロドラマかと思うと簡単に移ろいゆく(そうまさに朝起きて鏡を見たら君のことなんて好きじゃなくなっていた)人の心を... もっと読む

夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

82
4.58
奈倉有里 電子書籍 2021年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

まったくノーマークだったんだけど、「緑の天幕」を読んだあとに、アマゾンのあなたへのおすすめみたいな欄に流れてきて、そもそも「留学」とか「大学」とかの話が好... もっと読む

ドストエフスキー ポケットマスターピース 10 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

61
3.50

感想・レビュー

この厚さでドストエフスキーなかなか読めませんでした。難解ですが読みたくなるそんな作家です。 もっと読む

理不尽ゲーム (集英社文芸単行本)

52
3.86
サーシャ・フィリペンコ 電子書籍 2021年3月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「赤い十字架」の方を先に読む。 生きている間に、どれほど驚く時間が続くかという気持ちが湧いた・・と同時に読めた喜びと。 1984生という年代、日本では... もっと読む

トルコ捨駒スパイ事件 (ファンドーリンの捜査ファイル)

39
3.33

感想・レビュー

ロシアで大人気の作家で、三島などの日本文学もロシア語に翻訳して紹介しているという著者の情報が気になり過ぎて手に取った。 確かに面白い。 文章のテンポが良く... もっと読む

アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯

32
奈倉有里 2021年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

プロローグ 舞台上の死 第1章 ペテルブルグ大学に生まれて 第2章 初恋とアナムネーシス 第3章 初めての詩集 第4章 岐路に立ち 第5章 批評との闘い ... もっと読む

文学キョーダイ‼ (文春e-book)

29
4.40
奈倉有里 電子書籍 2023年9月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「夕暮れに夜明けの歌を」の奈倉有理さんと「同志少女~」の逢坂冬馬さんが実の姉弟、って知ったときは確かにびっくりしたけど、もはや有名な話なのかな、そのおふた... もっと読む
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