World Without End: A Novel (Kingsbridge)
- Penguin Books (2010年7月27日発売)
本棚登録 : 9人
感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (1056ページ)
- / ISBN・EAN: 9780451228376
感想・レビュー・書評
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物語の進行は、キーになる登場人物達の人生を追って行くもので、それぞれ困難に当たりながら、また宿敵に何度も何度もやられながらも前に進んで行く、というPillars of the Earth と同じ形式なので、出だしは「え、また?」と思わなくもなかった。
しかしそれでもストーリーの進行は面白く、どんどん読み進めたくなったし、Pillarsとの関連も少々あるのでそれも興味深く、結果として「読んで良かった」と思わせてくれる本だった。
主人公の一人、Carisが女性として独立心旺盛で時代の先を行ってしまっている女性像として描かれており、少しリアリティーに欠けてるなぁ、ありがちな自立した女を描いてるな・・と少々不満に思ったがそれでも嫌いになるようなキャラクターではなかった。
傑作の続編ということで、Pillarsと比較してしまうと少しだけ満足度は低いが、それでも続編のレベルとしては充分満足。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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