How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else
- Gotham (2008年9月2日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9781592404049
感想・レビュー・書評
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ノンフィクション。
裕福な家庭に生まれ、有名大学を卒業、大手広告代理店で順調に出世し、エグゼクティブディレクターまでのぼりつめた主人公。
しかし、50代にしてリストラされ、脳腫瘍がみつかり、不倫がバレて、しかも不倫相手と子供ができてしまった。それまで、順調だと思われた人生から一転、どん底に突き落とされる。
そんなとき、何気なくスターバックスのバリスタとして働き始める。これが、主人公のその後の人生に大きな影響を与えるきっかけとなるが、当時は知る由もない。。
ストーリー展開は予想どおり。それゆえ読みやすいのだが、少し中だるみ感があった。それでも、登場するスターバックスの仕事仲間.・お客さん、家族のキャラがバラエティーに富んでいて楽しめた。
ペンギンブックスの姉妹本のようだ。なので普通の洋書より読みやすいと思う。「toeic600程度」と帯に書いてあった。もうすぐ映画化されるらしいので、こちらもチェックしてみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スターバックスという単語でジャケ買いした洋書。
やはり洋書は読むのに時間がかかる。10時間くらいかかったかも知れない。
でも、ジャケ買いした甲斐はあったなりに面白かった。
まあ、少々スタバを神格化し過ぎではないかという所がちらほらあったが、スタバの接客のコンセプトとか、前から自分が感じていた通りのベンチラテソイデカフェ云々の魔法のようなメニューに翻弄される主人公など、興味深い内容に引き込まれた。
残念だったのは、ちょくちょくあまり脈絡もなく時間が過去に飛びぶこと。
ポンポンと有名人らしい固有名詞が出てくるが、我々日本人には馴染みが薄くて話についていけなくなったり、そもそも過去話が多すぎた。
我々が知りたいのは今、主人公がスタバで何をしているかなのだよ。
この本のおかげでかなり有名になってしまったらしいが、この主人公はまだバリスタとして働いているのだろうか? -
裕福な家庭に生まれ、有名大学を卒業、就職した広告業界でも成功を収めた男性が、人生も後半にさしかかったある日、突如くびを言い渡され、そこから、愛人の妊娠、妻との離婚、病気の発覚と、またたく間に転落。日々の生活資金にも困り、行き詰った主人公は64歳で、スターバックスの従業員として働くことになる。人生の頂点から、どん底までを味わった作者の経験談。
アメリカでベストセラー。日本でも評価は高いみたいですが。。
私にはあんまりでした。
その理由は、
・スターバックスでの出来事の間に、過去の裕福だったころのエピソードがちょくちょく挿入されるけれど、有名人の名前が頻繁に出てきたりで、ただの自慢のように感じた。
・裕福な上流社会に生き、自分でも階層意識を持っていたと自白する60歳すぎの男性が、そんな簡単に今までのプライドや考え方を捨て、トイレ掃除に従事できるものなんだろうか。そこらへんの葛藤は描かれてはいても、少なかったように思う。
と、ひねくれた見方をしてしまった私が悪いのかもしれませんが。
たぶん、作者のように既存の考えを捨て、素直な心で今ある環境を受け入れ、愛することが幸せな人生の第一歩だと思うし、作者もそういうことがいいたいだろうけど。それが難しい私には、そういう気持ちを持つために、もう少し具体的な方法を教えて欲しかったな。 -
舞台はニューヨーク。お金持ちの家に生まれ、用意された道を進み、名門大学を卒業後、有名広告会社に就職し、エリートとして君臨してきた著者が、ある日突然全てを失ってしまう。
どん底であえぐ彼を救ったのは、スターバックスで声をかけてきた女性店長だった。
全く新しい環境や、これまで関わったことのなかった人々との出会いを経験していく中で、著者の人生が徐々に変わっていく。過去の自分を振り返り、潔く過ちを認めながら、本当に大切なことに気づいていく過程が、ユーモアを交えながら描かれている。
「仕事」についても考えさせられる一冊。NYのど真ん中にあるスターバックスですが、世界中どこの職場でも共通して大切なことを教えてくれる。
そして最も強く感じたこと、それは、
何歳になっても遅くない。いつでも新しい世界に飛び込む勇気と、素直に開ける心があれば大丈夫。
実際に著者の働くお店に行ってみたい!-
TVでこの主人公の話を見たことがあります。
これを英語で読んで、しかも内容まで理解できて、さすがやなと思います。仕事をする上で大切なものは...TVでこの主人公の話を見たことがあります。
これを英語で読んで、しかも内容まで理解できて、さすがやなと思います。仕事をする上で大切なものはどんな仕事にも共通してるし、意識を高められそうだと感じました。2011/08/13
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60代のエリートサラリーマンが長年勤めた解雇され、その後、スターバックスで働き始め、人生の再スタートを果たすというわかりやすい自伝。わかりやすいストーリーだけに、中だるみしてしまうかなと心配したけれど、途中、子供時代の回想などが物語的に盛り込まれていて、楽しみながら読めた。年齢に関係なく人は新たな発見をし、成長できるという強いメッセージを感じた。そして、スターバックスの企業文化が垣間見れたのもおもしろかった。
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テラさんお薦め。
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スターバックス。日本の街中にも、コーヒーの香りが漂っている。
大豪邸で恵まれて育ったマイケル。イエール大を卒業し、アメリカの
大広告代理店に就職。重役まで上り詰めるが、突然53歳で首に。
63歳で健康保険すらかえなくなるほど、落ちぶれる。
そこで、スターバックスと知り合い、バリスタとして働く。
その中で、いろんな人のあたたかさに触れるというストーリー
トムハンクスが、映画の版権を買ったようです。映画も楽しみです。 -
Starbucks好きにはたまらない魅力に溢れた一冊。
広告代理店で高給をとって我が世の春を謳歌していた著者が60を過ぎてから解雇、自分で始めたビジネスもうまく行かず途方に暮れていたところ、ふとしたきっかけでニューヨーク黒人街のスターバックスで働き始めると言うストーリー。老年を迎えた著者には、一緒に働くパートナーも、客層も、仕事のペースも内容も、何もかもが今までの人生とは異なる新しいチャレンジ。しかし、彼はその新しい環境に人生の喜びを見いだして行く。素朴な言葉で語られるエピソードのひとつひとつが胸を打つが、世間の人が絶賛するほど素晴らしいとも思わなかったので星3つ。英語は平易で読みやすい。 -
タワレコでジャケ買い(カバー買い??)した一冊。
文体は淡々としていて読みやすいけど、読み終わる前に気になる本がどんどん増えてしまって、未だに読み終えていない。
買ったのはいつだったかな・・・2010年春??それより前だったかな・・・?? -
英語は易しい
ニューヨークのエグゼクティブの生活や、それと対比的にスターバックスの仕事について伺い知ることができる