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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000070119
作品紹介・あらすじ
カエサル率いるローマ軍のガリア遠征の記録。現地から彼が送る戦闘の記録はローマ余市を熱狂のるつぼに化したという。7年にわたる激闘を描いたこの書物こそ、文筆家カエサルの名を不朽にし、モンテーニュをして「最も明晰な、最も雄弁な、最も真摯な歴史家」と賞讃せしめたものである。
感想・レビュー・書評
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カエサル自身がガリア戦役を記した有名な本…だけど、
よく考えたら戦役の内容そのものはローマ人の物語で読んでるのよね。
カエサルの文才を示した名著…らしいのだけど、自分が
読む限りではそれほどでも、という気もしないでもない。
確かに分かりやすい文章ではあるけれど。
どっちかというとガリアのあちこちの敵を叩きつつ、ブリタニアにも渡って、
最後に全ガリアとの決戦に辛くも勝利、という
ストーリーの面白さではなかろうか。
まあこれを実行したのも当人なんだけど。
これ読みながら、「岩窟王ぐらいの大胆な解釈でアニメ化とかいいんじゃなかろうか」とか考えたり。
そう言えばモンテクリスト伯で、盗賊にさらわれたアルベールを
伯爵が助けに行った時、盗賊のボスのが読んでたのがこの本でしたな、確か。 -
血沸き肉踊る傑作! カエサルの判断力、実行力、作戦、そして臨場感あふれる文章力。対するケルト人の
勇猛果敢さ。ものすごく格好いい好敵手まで登場して、余すところなし。塩野七生の『ローマ人の物語』
のカエサルの章と一緒に楽しむと、面白さ倍増です。
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