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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000256674
作品紹介・あらすじ
二〇世紀とは、アメリカがリベラルな秩序形成を目指した時代だとされている。しかし、その「リベラル」とは、いったいどのような性格のものだったのだろうか。一九四五年から七四年までの日本、ヴェトナム、インドネシア、中国をめぐるアメリカのアジア政策を、冷戦下でのコラボレーター育成に着目しつつ詳細に読み解くことで浮かび上がってきたのは、反自由主義を包摂した「非公式帝国」としてのアメリカの実像であった。日本の対米協力の実態をも明らかにする、緻密な戦史研究の集大成。