儀礼と象徴の中世 (ヨーロッパの中世 8)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000263306

感想・レビュー・書評

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  • 中世は儀礼と象徴に満ち溢れた世界だった。儀礼行為と象徴の分析から、中世世界の深層にある原理をあぶり出す。
    ある小説の参考図書として挙げられていて読んでみた。もともと中世ヨーロッパの歴史や騎士関連には興味があったのだけれど、儀礼や儀式の観点から見たヨーロッパとは意外なところを突いてきたなぁという感じ。視点自体は面白いけれど、内容がどうかというと直接的な関連がないせいで退屈。よっぽど興味がある人なら別だけどあんまり面白くない。レポート向けかなーと思った。一番へえと思ったのは中世初期の戦争は今みたいに相手を殺したりはほとんどしなくて、敵味方のパイプラインが常にあったっていうこと。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2022年 『歴史学の作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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