- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001109870
感想・レビュー・書評
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永遠の少女・矢川澄子女史訳だからかもしれないけど、言葉遣いがとっても詩的でモダンだな~・・・。
ハッピーエンドのはずなんだけど、どこか不安で寂しく感じたな・・・。
落ちぶれたサーカス団とエリは時代の波を生き抜けるのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きたるべき世界は幻想からしか生まれない
みずからつくりだすもののなかでこそ ぼくらは自由なのだ。
p.192
いいか 愛と自由とあそびの三つを手に入れたものだけが
しんから心おきなくふるまうことができるのだよ。
p.196 -
意味するところがわかりにくい物語であった。
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満足を約束しながら際限なく拡大する貪欲な蜘蛛の巣に抗する愛と共感の物語。モモの裏。やさしくはない。
司修の迫力ある挿絵が忘れがたい。 -
戯曲。切なくて哀しいけど優しい物語。誰とも出会わずひとりだけど不死でいるのと、限りある命でも愛するものを見つけられるのと、どっちが幸せ?
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小学生時代にはじめて読んでから、何度目の再読でしょうか?
『はてしない物語』と同様、いつの間にかこの本も私が何度も読み返す本の1冊になっていました。
当時は登場人物たちのやりとりや雰囲気を単純に楽しんでいたのですが、今読むとハッとさせられる言葉にたくさん出会いました。
年齢を重ねるにつれて、心に響く言葉は変わるんだなぁ…と改めて感じます。
戯曲形式の物語なので、ト書きのような場面設定と登場人物のやりとりで構成されています。
物語のはじまりは、大都市のはずれにある工場の敷地。
みすぼらしい3台のサーカスワゴンのそばで、これまたみすぼらしい身なりをしたサーカス団の面々が集っています。
その輪の中でピエロが語るお話が、"物語の中の物語"として展開していきます。
サーカス団員たちの愛と決意と覚悟、そしてその決断によって立ち向かうことになる現実…。
このラストシーンは何度読んでも色あせることはないでしょう。-
「ハッとさせられる言葉にたくさん出会いました」
エンデも言葉の力を信じた作家でしたね。
親がシュルレアリスム画家だった所為かな?「ハッとさせられる言葉にたくさん出会いました」
エンデも言葉の力を信じた作家でしたね。
親がシュルレアリスム画家だった所為かな?2012/07/19
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素晴らしい挿絵と装丁。本文の文字色が好き。