カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫)
- 岩波書店 (2000年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001140354
感想・レビュー・書評
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近所の公共図書館で借りて読んでいて、あまり借りられている形跡もないのでいつでも読みたいときに読めるなとは思っているのですが、やはり全巻揃えて自宅に欲しいなと思っている。子どもにも読んでほしいから。
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4人の兄弟は出てこないのかと思いきや、最初から登場して安心しました。
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ナル二アシリーズ2作目。前作でナルニアを救った4人がナル二アの危機に再び立ち向かう。前作から1300年後のナル二ア。かつて自分たちの治めたケア・パラベルの王宮は廃墟に。前作でルーシーを馬鹿にして痛い目に遭ったエドマンドがルーシーの意見を信じるのは成長の証が見えていいな。大人になったピーターとスーザンがナル二アに来れなくなるというラストには一抹の淋しさを覚えるがそれが大人になるということなんだろう。2012/632
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4兄弟姉妹が再びナルニアを訪れるが、時間の描写が秀逸。個人的には『ライオンと魔女』よりも物語に入り込んで、一気に読み進んでしまった感じ。単独の物語であった『ライオンと魔女』から、歴史長編への転換点に立っているのが、終盤に感じられる。まさにファンタジーの醍醐味。
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前作に続き頑張って読み切った。もう全然、物語なな入り込めなくて読むのが辛かった、、
カスピアン王子の回想のくだりは面白かったかな。なぜ兄弟達がいきなりナルニアにまた戻されたのかも分かったし。戻ったら自分たちがいた時代から何百年も後っていうのもよかったな。その間に自分たちやアスランのことが伝説上の存在になっているっていうのもよかった。
しかし、どうしても入り込めない。特に後半で出てくる生き物系は馴染みがない分よく分からない、、
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第一巻のライオンと魔女でナルニア国に迷い込み、アスランと出会い、悪の魔女を倒しナルニア国の王として統治した四人の兄弟。
それからナルニア時間では1300年の時を経る。木々の精霊は姿を消し、動物たちは話すのをやめ、テルマール人(人間)が権力を独占する世界。
正当な王の血を引く王子カスピアンは叔父のミラースに命を追われ逃げる中、言葉の話せる動物たち(もとナルニア人)に出会う。
スーザンが残していった角笛をカスピアンが吹き鳴らし、助けを呼ぶと、1300年前に王として君臨した四人が再びナルニア国に。
個人的にはストーリーが1巻より面白かった。良い者が悪者に苦しめられる、というのはよくある話だけど、カスピアン陣営も一枚岩ではない。角笛もアスランも信用できない、と言う者、アスランではなく当時対立した魔女を頼ろうという者…。
宿敵ミラースとの勝負が一騎討ち(からの乱戦)で呆気なく終わってしまったのがちょっと物足りないが、子どもにはこれくらいでちょうど良いのかもしれない。