本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001141733
感想・レビュー・書評
-
123ページからの、やっと自由になるアマゾン号の海賊たちとツバメ号のクルーたちの会話。
やっと本当に夏休みが始まるんだな〜といううれしい気持ちがあふれている。
この岩波少年文庫版には神宮輝夫さんによる「訳者あとがき」があって、そこにはアーサー・ランサムの文章が載っている。
曰く、
『ツバメ号とアマゾン号』という物語は、アーサー・ランサムが子どもの頃、弟と二人の妹と共に長い休暇を過ごしたコニストン湖とその周辺での思い出から生まれたとのこと。
「そこから離れている時は、子ども時代も大人になってからも、私たちは、そこのことを夢に見ました。私は、世界のあちこちを歩きまわりましたが、どこにいても、必ず夜は北極星をみつけ、その下の夜空にくっきりと輪郭をえがいて立つ、私の大好きな丘陵の姿を心の目で見ることができました。」「私は、書かずにはいられませんでした。自然に生まれたように思えます。A.R. 1958年5月19日 ハヴァズウェイトにて」
誰もがそんな場所を持てたらいいな、と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。1930年代の4兄弟姉妹と、2姉妹の、夏の冒険物語。
ナンシイとペギイがとてもよかったです。