日曜日島のパパ (ヴィンニ! 1)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 63
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001156270

作品紹介・あらすじ

ヴィンニは八歳の元気な女の子。ふだんははなれて暮らすパパと、夏のあいだだけ「日曜日島」ですごします。ちょっと頼りないパパとしっかり者のヴィンニの楽しい夏をえがいた、スウェーデン生まれの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 日曜日島と言うちょっと変わった名前の島でのお話

    先生はいつもいろんなことを質問する。
    今日は夏休みになにをするかだ。
    私は、『パパのところへ行きます。日曜日…』
    とたんに先生は
    『先生が聞いたのは夏休みになにをするかですよ。』
    私が繰り返すと
    『それは質問の答えになっていませんよ。』
    と言われた。
    『パパに会いに行くんです!日曜…』
    『はいはい、それで日曜日の後はどうするの?』
    『日曜日はパパが住んでいる島の名前です。』
    『ああ、そういうこと。』
    先生はつぶやいた。

    面白かったです。
    早く続きを借りて読みたくなりました。
    この本は1章1章が短い本で42章もありました。
    もうびっくりしちゃってええこんなに本長いのーと思ってもうびっくりしちゃった(笑)
    それにしても変な名前だね。日曜日島って(笑)

  • スウェーデンの夏至祭を体験したい!

  • ヴィンニのシリーズの1巻目ですが、これが一番最後(4巻あるなかで)に読むことになりました。
    パパの新しい恋愛とか、普段はママと住んでいるが、パパの家にも行くなんて今風なはなしですよね。
    この1巻から読んでいたら、続けて読まなかったかも。
    2巻からスタートして良かったっていうのが正直な気持ちかな。

  • ヴィンニは8歳の女の子。舞台はスウェーデン、夏の間だけパパと日曜日島で過ごします。
    本の書評などの仕事をしている、ちょっと頼りなくて、へんくつなところのあるパパ。スウェーデンの自然いっぱいの中ですごす夏の光景が、なんとも北欧っぽい。

    大きな事件などなく、(パパの恋くらい?)静かな日常が描かれている。章も短いので読みやすい。
    ヴィンニ①となっているので、シリーズ④くらいまででるようです。

  • ラベル:桃943 リ
    資料番号:5000481761

  • さわやか!キュート!
    杉田さんのイラストの印象もあると思いますが。
    久しぶりに誰かに奨めたい本を読んだ感じがしています。
    図書館で借りたけど自分で持って何度か読み返したいと思いました。

  • 北欧らしい、さわやかな雰囲気の作品です。主人公ヴィン二は8歳の割には大人びていますが、これも北欧ゆえなのでしょうか。ウィットに富んでいて楽しめますが、派手さがないので子どもにどうすすめたらいいのかなあと思います。挿絵がかわいくてあっています。

  • 面白かった!

    離婚して日曜日島に住むパパのところですごす夏休み

    ターザンごっこしたり夏至のお祝いをしたり
    パパに彼女ができたりする

    スウェーデンっぽい

  • かわいらしい絵、短い章立て。小学校低学年にも読めるけれど、大人が読むと苦みがきいていてもっと面白い。子どものころに読んでおいて、大人になって読み返す本。リンドグレーンの「やかまし村」や「わたしたちの島で」が好きな人にはお勧め。

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