近代文学の女たち: にごりえから武蔵野夫人まで (同時代ライブラリー 234)

著者 : 前田愛

• 岩波書店 (1995年8月18日発売)

作品紹介・あらすじ

近代文学の名作を彩る六人のヒロインを選び出し、時代の風俗と共に移り変わる女性の意識を浮かびあがらせ、著者独自の身体論・文化記号論を自在に援用して、小説の構造・作家の意図や仕掛けの妙味を読みといてゆく。女性心理を鍵に、物語世界の真髄を解き明かす名講義が鮮やかによみがえる。

感想・レビュー・書評

[水城 萌さんの感想 · 2011年9月4日]

11/09/04、地元本屋の特売コーナーで購入。

著者プロフィール

1932年神奈川県に生まれる。1957年東京大学文学部国文学科卒業。現在、立教大学文学部教授。主な著書に『近代読者の成立』（有精堂）、『成島柳北』（朝日新聞社）、『明治開化期文学集』（共著、角川書店「日本近代文学大系」）、『洒落本・滑稽本・人情本』（共著、小学館「日本古典文学全集」）がある。

「2011年 『幕末・維新期の文学　〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」