消えたヤマと在日コリアン: 丹波篠山から考える (岩波ブックレット NO. 1046)
- 岩波書店 (2021年5月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002710464
作品紹介・あらすじ
かつて陸軍歩兵第七十連隊が置かれ、戦争の拡大とともに硅石とマンガンの鉱山で栄えた丹波篠山。その歩みは近代日本の縮図そのものだった。しかし、鉱山で働いていた朝鮮人たちのことは、なぜか公的な記録に残されていない。新聞記事や鉱山跡、慰霊碑、民族学校の資料などの調査から、見失われた彼らの足跡を掘り起こす。
感想・レビュー・書評
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兵庫県の丹波篠山はかつてマンガン鉱山でちょっと栄えた一時期があったらしい。そんな戦前の鉱山には朝鮮半島からの人々もいた。強制連行で連れて来られたのではと思うし、この本でもそんな疑念を書いてはいるけど、はっきりとはさせていない。
タイトルからして、強制連行されてきた過酷な労働や住民の偏見に苦しんだ朝鮮半島からの人々のことを書いているのではないかと思って読み始めた私にとっては、そういう意味では突っ込みが足りない感じがするし、在日コリアンのことというよりは地元・丹波篠山の近現代史を綴っているだけのようにしか思えなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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