- Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003224526
感想・レビュー・書評
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ヨカナーン、ヨカナーンとサロメが叫ぶ!エロチック。最後はサロメは死ぬ(´・_・`)
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言わずと知れた王女サロメの妖艶な悲恋物語。狂気的に執拗に唯好きな人を求めた結果に訪れる哀しい結末。これも一種の愛の形なのであろう。いずれ舞台で観てみたいと感じた。
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つい先ほど読み終わった森博嗣著『神様が殺してくれる』の、各章の冒頭に引用されていた本作。
感想は保留。 -
読みやすい。劇を観ると面白さが分かるのかな?
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ビブリオバトルinさかい#5 テーマ「大好き。」で紹介した本です。
https://www.facebook.com/bibliobattle/posts/433671583351712 -
誰よりも正直だっただけなのか、鳴かぬなら殺してしまえホトトギスと同じような出来事だったのか。
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この時代のローマ帝国がどういう風になっていたのかが気になる。
→http://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-11883851866.html -
戯曲。
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ワイルドということで。
読みながらうすうす感じていたが、読み終わってようやく、聖書に基づいているということに気付いた。
細かな場面設定が描かれていないので、キリスト教の背景知識があるとイメージしやすいかもしれない。
一幕の悲劇ということで、それほど長くなく、人物も少なく、場面もそれほど動かない。しかし、その小さな舞台の中で、人物たちが美しく舞い、死に、憎みあったり、恋い焦がれたりと、たくさんの動きが渦巻き、狭い舞台からあふれ出しそうな勢いを感じた。
そうした人物の所作や言動が奇妙に混じり、狂気めいているのに全体ではひとつの大きな調和を生み出していて、読み終わった後も不思議な印象が強く残った。
ビアズレーの挿絵もそれに一役買っており、モノクロのシンプルな世界にもかかわらず、強く惹きこまれるのを感じた。 -
ただ美しさに触れたかった。
それを自分の物にしたかった。
無垢な悪が、残忍な悲恋を浮かび上がらせる。
この話を教訓とするならば、
残念ながらいまこの世にあるほとんどのものが、
悲劇の引き金となってしまうだろう。