- Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003224526
感想・レビュー・書評
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福田恒存氏は、シェイクスピアでいくつか訳文を読んだことがある。役者の知人によれば「演じる」脚本として考えると、氏の訳は文語調が強すぎるらしい。しかしその文語調の美しい言葉は、「読む」ものとしてはとてもいい。この文庫版に添えられたピアズレーの挿絵が味があっていい。
舞の褒美にヨカナーンの首を所望するサロメと、それに反対する王との緊迫したやりとりのくだりが好きだ。
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/707074
ファムファタル、耽美派、
あらゆる文化に影響を与えたオスカー・ワイルドの戯曲。 -
妖しく美しい透きとおる様な文章でした。
難解な表現も多いですがとても良かったです。 -
名前を知っていただけで、はじめてちゃんと読んだ。
すごい話。サロメの造形と悲恋が鮮烈だ。 -
ビアズリーの挿絵がたいへん妖艶であゃしくて、よろしい。
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最後の口づけのシーンがすごく綺麗だと思った
もともと挿絵だけ見たことあったけどやっぱり好き
実際に舞台で演じられてるのを見てみたい -
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https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
暗示めいた月とシンクロするように展開していく様子が素晴らしい。
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Oscar Wilde(1854-1900)
アイルランド出身でダブリンのトリニティカレッジをへてオックスフォード大学に学び、在学中からその才能は大衆から人気を集めた。卒業後はロンドン社交界で唯美派のスターとしてもてはやされた。時代の因襲と社会常識を逆撫でするような生き方を続けた。