- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003241318
感想・レビュー・書評
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完訳だからこその味わい。
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世界でも有名な童話集グリム童話を読んでみました。はじめに感想の方ですがとても宗教的な感じのする小説でした。ところどころに有名な神様や悪魔の名前などが出てきました、なのでグリム童話は宗教をおりまぜてその国の人たちに親しみやすい小説に作ったようだとういう感じを抱きました。
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じいちゃんに幼稚園の頃もらった
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こういうのに関して、個人的に岩波が一番好き。
シンプルで内容が濃いから。
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屠殺ごっこする子供たちの話が一番印象的でした。
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子供の頃、岩波児童文庫だったか、とにかく子供向けのものを父が買ってくれた。本当に何度も何度も読んだなあ。こちらは、表現も大人向け。
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「嫁御」「遠みちをした」「すまっていました」「ちょいと」など、30年前の翻訳が味わい深いです。
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初版しか載ってない話がグロテスクすぎていいです。
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世に言う「本当は恐ろしいグリム童話」を読みたくて読んだ本だったけど、想定外に怖くなかった。笑
本当に勧善懲悪。でも「気持ちいい勧善懲悪」とはちょっと違って、なにかと後味が悪い。悪役はみんな、いなさそうでいる人物というか・・・気持ちの流れがリアルなんだわ。人間を最初から汚いものとしてとらえてるんでないかな。
もうホント皮肉たっぷりの一冊。春の生暖かい夜にぴったりです。(*´∀`) -
完訳だからこその深みが堪らない