- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003241714
感想・レビュー・書評
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話の導入部分は非常に面白く、はらはら・どきどき、影と金袋を交換したこの男、これからどうなっていくんだろうと期待させる。しかし、影をなくしたということがバレたことによる世間の冷たい視線に耐えられなくなっていく辺りから、話はおかしくなってくる。
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影を売ってしまった男。
なくしてから影の大切さに気づく。
国語の教科書や
英語の長文
を読んでるようでした☆
でも話の構成が素敵でした!
作者と作者の友達と作者と主人公
ちょっとずつリンクしているような不思議な気持ちになりました☆ -
悪魔との契約をするベタ本。
ファウストの対極にある感じ。
春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを最初に連想しちゃったり。
これら3冊をまとめて読むといいかも。 -
ファウスト的寓話
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最後は私が主人公だったら幸せこの上ないですね。陰ってなければ意外に困るんだなあ。
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サクサクと楽しく読み進められる名作。
典型的な悪魔の描写がこれまた良い!
後半は突飛に突飛を重ねるが、第二幕と思えば別口で楽しめる。 -
\105
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シャミッソーの代表作。ミステリーともメルヘンともノベルとも言われる単純で複雑な作品。読者の数だけ解釈が存在する作品だと思う。
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すらすらと読めてしまうドイツ文学。影を売って大金持ちになったものの、影の無い男に対して世間は冷たい・・・。
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影を売ってしまった男。影なんて、いらないものだと思っていたのに。「あるはずものがない」ということ。男は必死に、なくした影を追い求める。最後のほうは大団円的。