ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら (岩波文庫 赤 455-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003245514

感想・レビュー・書評

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  • 尾籠な話は民衆本なので多いし、胸糞悪い話も正直多い。
    でも注釈や後書は本文の意図を推定するのに非常に役に立つし、面白い

  • 道化者・ティルの物語よりも、むしろR・シュトラウスの交響詩で有名かな?
    自分の靴の中に土を詰めて「俺は俺の土地の上に立っている、だから罰することはできないぜ」と見得をきってみたり、馬鹿にされた相手の家の暖炉に×××(おお!)を詰め込んでへこませたり……。
    決して上品な展開ではないですけれども、とにかく痛快。

  • 一応押さえておくべき古典作品なんだろうなと思って購入して、読んで、読むんじゃなかった本かなと思いました。どうにもお下劣でこんなに糞便まみれの内容とは思いませんでした。良い子にはおすすめいたしません。表現もちょっと古いというかもともとがドイツ語古文なのでこれはしょうがないかな。現代語訳にすればコアな読者には受けるかもしれないけど。

  • こんな本があったかと思うぐらい面白い。1話が2、3ページの短いものが100近くもある。

  • とりあず、汚い!笑 私はガルガンチュアとパンタグリュエルのほうが好みです

  • なんかお下劣ギャグマンガみたい。

    一つ一つのエピソードは短いのだけど、似たような話が延々続いて展開がないので飽きてくる…。

    そしてウンコの話が多すぎる。
    小気味いいが、不愉快。

  • 高校生の頃に読んで、良くも悪くも忘れられない本。

    いたずらと呼ぶにはあまりにひどい暴挙の数々。小学生の頃のリリー・フランキーが大人げなく、無茶苦茶なまま大人になったらこんな感じか。ダウンタウンの松本氏もこれくらい悪いかもな。
    尾籠すぎるので食事中読むのはオススメしない。

  • これ読んだ頃は今より更に潔癖だったからシモ方向に受け付けなかった。
    訳もいまいち。
    これを「のびやか」と評価できるキャパシティが欲しい。

  • 遍歴職人ティル・オイレンシュピーゲルが雇い主の親方や領主を痛快にやり込める。そのやり方があまりに強烈で、読んでるこっちが「ちょっと、ちょっと、そこまでやっちゃっていいの?!」と心配になるくらい。むしろやられた方に同情か。話のむちゃくちゃさで笑い、解説の奥深さで唸らされる。1冊で2度おいしい本。

  • うーん、まあ、うん。

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著者プロフィール

1935年生まれ。共立女子大学学長。専攻は西洋中世史。著書に『阿部謹也著作集』(筑摩書房)、『学問と「世間」』『ヨーロッパを見る視角』(ともに岩波書店)、『「世間」とは何か』『「教養」とは何か』(講談社)。

「2002年 『世間学への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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