モンテ・クリスト伯 2 (岩波文庫 赤 533-2)

  • 岩波書店
4.04
  • (160)
  • (117)
  • (135)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 1210
感想 : 94
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253328

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アルベール&フランツ登場。
    紳士だけど腹ん中暗黒な伯爵に惚れる。
    まだまだこれから。

  • 脱獄の仕方がおもしろい。ちょっと計算外だったみたいだけど。

  • いよいよ復讐の始まり。

  •  遂に脱獄を果たすエドモン・ダンテス。
     当初予定していた方法とは異なるが、大きな妨害も無くシャトー・ディフから抜け出す事に成功した後、偶々通りかかった密輸船に拾われる。脱獄を果たしてからのエドモン・ダンテスは、捕縛される前とは桁違いの幸運と予てからの自身の資質で密輸船での地位も確立してゆく。(この幸運が投獄される前にもたらされれば、捕まる事もなかったのにねぇ・・・。なんて、な。そんな事したら物語がっ!)
     その後、幾らかの期間を密輸船で過ごした後、偶然と必然に導かれ、彼は監獄で教えられた財宝の眠る島「モンテ・クリスト島」へと上陸する。

     エドモン・ダンテスの視点から詳しく書かれるのはここまでだ。その後は、彼以外の第三者からの視点をメインに物語は進む。

     エドモン・ダンテスを陥れた経過については、カドルッスから手に入れた。
     エドモン・ダンテスを助けようとしたモレル氏に対しては、破産の危機を救う事により少なからず恩を返した。
     そして物語は遂に主たる部分に入ってゆく。
     エドモン・ダンテスを陥れたフェルナンの息子アルベール、そして親友のフランツ。彼らの元へモンテクリスト伯爵が悠然と現れる。

     第二巻はこんなところ。遂にアルベールとフランツも出てきた。「将を射んと欲すればまず馬を射よ」って感じですねっ!
     脱獄する辺りでは、まだ冷徹なに復讐を果たすモンテクリスト伯爵としてのイメージは全く無いが、それもアルベールの前に現れる頃には、底の知れない不思議な人物となっていた。
     次巻ではどう展開するのでしょうか。

  • 青年ダンテスは変貌を遂げ、復習劇が始まります。

  • 巌窟王第2巻。

  • ファレル司祭に財宝を託されたダンテスは孤島の牢より脱出。しかし、恋人メルセデスは彼を諦め、結婚してしまっていた。手始めに世話になったモレル氏に援助をし、危機を救ったダンテスは、これからは悪魔の心で、自分を陥れた者達への復讐をすることを誓うのだった。

  • 名作中の名作。日本では「巌窟王」というタイトルでも知られています。

全94件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アレクサンドル・デュマの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘルマン ヘッセ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×