年代記 下(タキトゥス): ティベリウス帝からネロ帝へ (岩波文庫 青 408-3)
- 岩波書店 (1981年4月16日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003340837
感想・レビュー・書評
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訳:国原吉之助、原書名:ANNALES(Tacitus,Cornelius)
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クラウディウスの治世から始まりネロ帝の治世の最中で筆が止まる下巻。この巻において最も人の心を打つのは哲学者セネカの最後であろう。古来己の思想には似つかわしくない豪奢な生活を非難され続けているセネカであるが、その最期に見せた雄姿はストア派の面目を保って余りあるものである。
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ネロって評判よりやる事はやっている感じがするのだけど・・・<br>
趣味における公私混同が過ぎたというところでしょうか?<br>
今風に言うとバンド活動に嵌って自分優勝確定のバンド大会開き捲くっている皇帝と言うところでしょうか(笑)<br>
ネロが歌っている最中に居眠りこいているウェスパシアヌス(後の皇帝)が可愛いといえば可愛いです。
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