星の王子さま (岩波文庫)

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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003751312

感想・レビュー・書評

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  • 光文社古典新訳文庫の野崎歓訳でこの物語は読んだのですが、“歴史的名訳”ということで、こちらの内藤濯訳も読んでみることにしました。『星の王子さま』というタイトルを考えた方です。

    一九五三年に翻訳されているためか、あまり馴染みのない言葉も使われているように感じました。単純に言葉がわかりやすく読みやすいのは、野崎歓訳かと思いました。内藤濯訳は、流れるような声に出して読みたい文章だった印象です。

    どちらの訳もそれぞれ良さがあり、訳による違いを読み比べるのも面白かったです。

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著者プロフィール

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ。1900年6月29日、フランスのリヨン生まれ。
幼少の頃より飛行士に憧れてその職につく。飛行士と兼業して、飛行士の体験をもとに『南方郵便機』、『夜間飛行』などを発表。
第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークにて『星の王子さま』を執筆し、1943年に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に飛び立ったまま、消息を絶つ。
その行方は永らく不明とされていたが、1998年地中海のマルセイユ沖にあるリュウ島近くの海域でサン=テグジュペリのブレスレットが発見される。飛行機の残骸も確認されて2003年に引き上げられ、サン=テグジュペリの搭乗機であると最終確認された。

サン=テグジュペリの作品

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