子どもの宇宙 (岩波新書 黄版 386)

著者 : 河合隼雄

• 岩波書店 (1987年9月21日発売)

感想・レビュー・書評

[kengobooklogさんの感想 · 2012年7月10日]

子供の持つ素晴らしい能力、そしてかつては自分もそうであった事、そしてそれを忘れてしまっている事を思い知らされる一冊。
最近の子供のに関する悲しい事件が多い中、是非読んで頂きたい一冊でした。

[yuuki19garnetさんの感想 · 2012年5月27日]

児童文学の話がだいぶ出てきて興味深かった。

[takerecipeさんの感想 · 2012年3月24日]

子どもはしっかり考えているんだなと思った。出てくる児童文学書は今度読んでみる。

[ryo0226さんの感想 · 2011年10月26日]

家族、秘密、動物、時空、老人、死、異性。それぞれのテーマを子どもとの関係から、児童文学や実際の事例を通して紐解きてきます。

改めて、自身の子供時代を思い返して、「はっ」とすることもありましたし、「秘密」の大切さや、子どもの純粋で広大な心に宿る、無垢な子どもだからこそ素直に感じ表現する、または言語化できないために表現しきれない、そんな「子どもの宇宙」の魅力を深く噛み締めることができました。

これからも「子供心」や「子どもの視点」ひいては、「子どもの宇宙」を持ち続ける、そんな大人であろうと改めて感じることができました。

[迷羊さんの感想 · 2011年10月20日]

一人一人の子どもの内面に広大な宇宙が存在することを、大人はつい忘れがちである。
臨床心理学者として長年心の問題に携わってきた著者が、登校拒否・家出など具体的な症例や児童文学を手がかりに、豊かな可能性に満ちた子どもの心の世界を探求し、家出願望・秘密・老人・動物・死・異性などとのかかわりが心の成長に果す役割を明らかにする。
子どもの宇宙の大きさに感動した。大人になっても忘れてはいけない大切なものに気付かされたような気がする。
とにかく用例が豊富で、この一冊で、何十冊の児童文学作品を読み尽くしたような気分になれた。

[bookbandsさんの感想 · 2011年10月12日]

物語の見方が深まった。子どもの本だけでなく、あらゆる物語への接し方が豊かになりそう。

[赤井 苺さんの感想 · 2011年10月10日]

児童文学との関わりが多い。
なかなか深い。

[novaさんの感想 · 2011年8月22日]

手元にある理由は、高校の現代社会での宿題で読むことが課題だったから。今は、関係している分野にいるなぁ…とは思う。

[nature-netさんの感想 · 2011年8月17日]

子育て中の方、必読の書だと思います。本当にためになりました。

[kakkaさんの感想 · 2011年6月6日]

「子供の宇宙」。
タイトルが素晴らしい☆
ちょうど知りたかった子供の心理が知れたのでよかった☆
子供って、深いなぁ・・・
文中に紹介されている児童文学の各書にも興味が持てました。
数冊読んでみたいな♪