- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004304050
作品紹介・あらすじ
数学は無限を考えることによって、つぎつぎに新しい領域を切りひらいてきた。三角関数を無限級数であらわすことによるπの値の算出、オイラーの公式、フーリエ級数、ルベーグ積分などがその成果である。現実世界に姿を見せない無限にどのように接近し、思考の世界へもちだし、展開してきたか。数学的思考のおもしろさあふれる一冊。
感想・レビュー・書評
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学生時代
無限にはいまだに囚われてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無限級数から無限に近付く。三角関数を無限級数で表してπに近づく。半径1の円の面積がπ。円周の半分がπ。二つの方向からπに近づく。実数は無限に近付くことで存在する。
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3章までは、素晴らしかった。証明が丁寧で、無限の深遠が楽しめた。4章の集合論、位相空間は駆け足感が否めず、残念。しかし、数学が無限とどう向き合ってきたか、十二分に味わった。誤植が何箇所かあった。
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数学の読み物でよくでてくる円周率やオイラーの式の話にとどまらず,カントールやルベークについても語られ,さらに20世紀の数学にまで「無限」の観点から話が進められる.一般向けのわかりやすい書物なので,ここでイメージを身につけて専門書にあたるのも良さそうだ.
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高校のとき読みたかった本だ。
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マンションで読む。再読です。ただし、何の記憶もない。多分、読んだつもりだったのでしょう。