法華経入門 (岩波新書)

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著者 : 菅野博史
  • 岩波書店 (2001年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307488

法華経入門 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • うちは真宗だけど、法華経の持つマジカルさは魅力的。解ったような解らないようなひたすら広大な(それこそ久遠の)世界観。

  • 入門とは易しいという意味ではない。初学者にとっては専門用語も多く、理解しにくい部分もあるかと思うが、法華経の内容、特質、歴史、文化をよくぞ新書の形で纏められたと思う。

    ・古代の社会において人間の平等を説くことは衝撃的で危険な思想であった。
    ・法華経の独自性は、散漫とも言える全宇宙に散在する無数の仏を統合する強力、強烈な仏を新たに確立することであった。
    ・初期大乗経典は、悟り型でもなく、救い型でもなく、誓願の宗教であったことを端的に物語っている。

  • 私の知識量に対してぴったり合った解説でした。とてもわかりやすい。

  • 【資料ID】24935
    【分類】183.3/Ka57

  • 73点。古来「諸経の王」とたたえられてきた初期大乗経典の一つ『法華経』
    『法華経』は仏教の哲学的理論書というよりも寧ろ、一種の「宗教文学作品」というべきもので七つのたとえ話などが説かれていて、平易な内容の中に深い思想を読み取らせるものになっている。
    また釈尊が眉間からビームを発してみたりと宇宙的スケール(SF?)で展開する壮大かつドラマチックな経典でもあるのだ。
    死者を思う気持ちには些かの疑問もないが、題目を唱えるその中に加わる気持ちはなかったので手にとったが、こんなにも深く素晴らしい宗教思想に触れやがれ。くらいの筆者の思いが伝わりすぎる。入門書なんだからもっとリラックスして書いてくれないと。
    ウグイスが経読み鳥という名をもつのも「ホーホケキョウ(法華経)」と鳴くからなんだというのはちょっとした発見。

  • [ 内容 ]
    霊鷲山に座して真理を説く釈尊、空中に浮かぶ宝塔、大地を割って現われる無数の菩薩たち。
    『法華経』の世界はあくまでも視覚的イメージに富む。
    インドに生まれ、漢訳を経て我々の手に伝えられたこの経典が、多くの人々を惹きつけてきたのはなぜか。
    「誰もが仏になれる」という究極のメッセージを中心に、その歴史、構造、思想を解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1部 『法華経』とは何か(『法華経』は初期大乗経典である 『法華経』の構想の基盤と全体の構成 『法華経』のテキスト 日本における『法華経』)
    第2部 『法華経』の中心思想(一仏乗の思想―だれでも仏になれる 久遠の釈尊の思想―永遠の生命 誓願の宗教―地涌の菩薩の思想 『法華経』の七つの譬喩)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 卒論に向けてのレポートを書くべく読みました(笑)。割と読みやすい部類じゃないかなぁ。

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法華経入門 (岩波新書)の作品紹介

霊鷲山に座して真理を説く釈尊、空中に浮かぶ宝塔、大地を割って現われる無数の菩薩たち。『法華経』の世界はあくまでも視覚的イメージに富む。インドに生まれ、漢訳を経て我々の手に伝えられたこの経典が、多くの人々を惹きつけてきたのはなぜか。「誰もが仏になれる」という究極のメッセージを中心に、その歴史、構造、思想を解き明かす。

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