労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038)
- 岩波書店 (2006年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310389
感想・レビュー・書評
-
最近はこの種の本を読むことが多いので、特に大きな発見はなかった。
なかなか中身の濃い1冊ではある。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
労働ってなんですか?
-
ホワイトカラー・エグゼンプションを理解する導入部に。
-
自分の中では、先に読んだ<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480085378/toraushi-22/" target="_blank">若桑みどり『戦争がつくる女性像』</a>とひと続きの問題意識で読み始めたわけですが。「男性モデル」の働き方から「女性モデル」の働き方への転換、というのは、私自身もひそかに考えているところでした。こちらもいずれ感想文を書いてみたい本です。(20070204)
-
これは必読書。バイトする年齢以上はね。「非正規」というからくりでどうやって賃金をダンピングするか、そしてそれはいまや正規=正社員を脅かしているのだ、てことがほんとうによくわかる。で、なんでそんなことがまかり通っているのか、の説明として、第4章に労働のジェンダー化について書かれていてこいつが圧巻。別にジェンダーがどうとかそういう研究とか全然出してなくて、政府の報告書や法律、そして事例だけで組み立てているんだけどね。
-
現実に起こっている労働者の権利縮小を的確に記述しています。当事者でないとなかなか感じることはできませんが、淡々と論じているので逆に心理に迫っているように感じます。
-
仕事してるのって、人間なのになあ。
モノじゃないつーのということをもっとちゃんと書いている本です。はい。 -
『規制緩和』の弊害を考えてみたい気分@2007
好奇心から。それと老後の不安から。雇用の融解を知る手引きに、サク読。 -
ワーキングプア誕生の背景とその実態。派遣労働がいかに人間性を失っているかがわかりやすく書かれています。