- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004311324
感想・レビュー・書評
-
高齢社会となった日本。
さらに、核家族化や地域の人間関係が希薄となる中で、介護問題をどのように考えるか、ケアマネージャーとして働いてきた筆者だからこその、サービス利用者側、提供者側の両方からの捉えで、なかなか分かりやすかった。
介護保険制度(2000年開始、2006年改正)の概要と、利用者へのインタビューによってその不備を指摘。
国の施策の妥当性を論じ、これからの介護・福祉(本書は障害者福祉についても触れている)をどうしていくべきかを論じた良書である。
介護・福祉関係に進もうとしている人、社会学を学ぶ人にはぜひとも一読していただきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現状の整理です。
とりあえず、2006年の改正介護保険制度はろくなもんじゃねぇな。 -
ケアマネージャーの視点から、家族や利用者をいっぱい取材しました、という本。情報量も豊富で、よくまとまっているのに、違和感がある。なんだろう? 自分が障害者支援とか、本人中心とかに偏りすぎているのだろうか? 「これが現状だよ」と言われればそうなのだろうが…
-
父の蔵書棚から貰って来た。多分、僕がヘルパーという仕事を始めてから、関連書を買ってくれているのだろう。いずれ親の介護は僕の役目だから。