介護: 現場からの検証 (岩波新書 新赤版 1132)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004311324

感想・レビュー・書評

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  • 高齢社会となった日本。
    さらに、核家族化や地域の人間関係が希薄となる中で、介護問題をどのように考えるか、ケアマネージャーとして働いてきた筆者だからこその、サービス利用者側、提供者側の両方からの捉えで、なかなか分かりやすかった。

    介護保険制度(2000年開始、2006年改正)の概要と、利用者へのインタビューによってその不備を指摘。

    国の施策の妥当性を論じ、これからの介護・福祉(本書は障害者福祉についても触れている)をどうしていくべきかを論じた良書である。

    介護・福祉関係に進もうとしている人、社会学を学ぶ人にはぜひとも一読していただきたい。

  • 現状の整理です。
    とりあえず、2006年の改正介護保険制度はろくなもんじゃねぇな。

  • ケアマネージャーの視点から、家族や利用者をいっぱい取材しました、という本。情報量も豊富で、よくまとまっているのに、違和感がある。なんだろう? 自分が障害者支援とか、本人中心とかに偏りすぎているのだろうか? 「これが現状だよ」と言われればそうなのだろうが…

  • 父の蔵書棚から貰って来た。多分、僕がヘルパーという仕事を始めてから、関連書を買ってくれているのだろう。いずれ親の介護は僕の役目だから。

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著者プロフィール

淑徳大学総合福祉学部准教授

「2012年 『介護福祉産業論 市場競争と参入障壁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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