- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004312888
作品紹介・あらすじ
政党間のかけひきに終始し、実質的な審議が行われない国会。審議空洞化の原因はどこにあり、どうすれば活性化できるのか。戦後初期からの歴史的経緯を検討した上で、イギリスやフランスとの国際比較を行い、課題を明らかにする。「ねじれ国会」が常態化した今、二院制の意義を再考、そして改革の具体案を提示する。
感想・レビュー・書評
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法学部の授業をきっかけに読んだ一冊。
題名の通り「日本の国会」について非常に理解を深めることができた。
社会人になる前にもう一度読む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国会運営をテーマとした実質的意味の憲法を学べる好著。
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840円購入2011-06-27
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2012/11/16
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配置場所:2F新書書架
岩波新書 ; 新赤版1288
資料ID:C0032020 -
国会のあり方を諸外国の議会改革に照らしながら論じた本。
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新書という制約の中で、かなり盛り込んだので、少々消化不良な面がある。
問題の分析が、諸外国との比較の中でしてあるのはよかった。
いずれにしても、今の日本の政治家に国会改革の自浄作用があるとはおもえないので、改革の道は険しい。
本来は、憲法改正の前にやらねばならないことだが。 -
日本の国会の実際と目標は本当にイギリス型の「ウェストミンスター・モデル」でいいのか、そもそも「ウェストミンスター・モデル」とは何ぞや……ということを意識しながら、2010年までの日本の国会についての現状を指摘・論じた本。著者は日本の国会研究の第一人者。いわゆる事典な本が読みたい人は著者の別の本を読んだほうがいいかも。