会社とはなにか (岩波ジュニア新書 373)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005003730

作品紹介・あらすじ

日本は会社でいっぱいだ。大人はたいてい会社員だ。しかし、会社ってなんだろう。この本は、会社の発生、種類、組織といった基礎的なことからはじめて、その社会にはたす役割と問題点、これからどう変わるのかといったことまでを、すべて解説。いま就職を考えている人にも、もう会社員である人にも役立つ日本の会社入門。

感想・レビュー・書評

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  • 日本的な「会社」の基礎知識を解説した本。

    高度成長期を牽引した「法人資本主義」。法人資本主義の中心たる日本的な「会社」とはどういったものなのかが書かれています。

  • 岩井和由先生 おすすめ
    22【教養】335-O

  • 【再録~以前にmixiに投稿したものです~】

    株式会社とは何か?という本質的なテーマを
    分かりやすく解説してくれています。
    岩波ジュニア新書ということもあり、
    平易な文章で書かれてあります。

    氏は日本の資本主義を「法人資本主義」と呼び
    その説を一貫して主張しています。

    氏の主張はもとより、タイトルの通り
    「会社とはなにか」を歴史を紐解きながら
    しかも現在の企業環境も考慮しながら、
    書かれています。

    サラリーマンになって10数年ですが、
    我々サラリーマンが原点に返るべき書物として
    一番読むべき対象者ではないかと思いました。

  • [ 内容 ]
    日本は会社でいっぱいだ。
    大人はたいてい会社員だ。
    しかし、会社ってなんだろう。
    この本は、会社の発生、種類、組織といった基礎的なことからはじめて、その社会にはたす役割と問題点、これからどう変わるのかといったことまでを、すべて解説。
    いま就職を考えている人にも、もう会社員である人にも役立つ日本の会社入門。

    [ 目次 ]
    第1章 会社国家ニッポン
    第2章 会社とはなにか
    第3章 会社は誰のものか
    第4章 会社で働く人
    第5章 会社の運命
    第6章 会社を変える

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  • 355.4/055/4800

  • わかりやすく書かれていて、勉強になった。

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著者プロフィール

奥村 宏(オクムラ ヒロシ)
会社学研究家
1930年生まれ。新聞記者、研究所員、大学教授を経て、現在は会社学研究家。
著書に、『日本の株式会社』『法人資本主義の運命』『無責任資本主義』『東電解体』『パナソニックは終わるのか』『会社の哲学』(以上、東洋経済新報社)、『会社本位主義は崩れるか』『株式会社に社会的責任はあるか』(以上、岩波書店)、『エンロンの衝撃』『会社はどこへ行く』(以上、NTT出版)、『三菱とは何か』(太田出版)、『会社をどう変えるか』(筑摩書房)、『株のからくり』『経済学は死んだのか』(以上、平凡社)、『会社学入門』『徹底検証 日本の電力会社』(以上、七つ森書館)などがある。

「2015年 『資本主義という病』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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