身体のいいなり

著者 : 内澤旬子

• 朝日新聞出版 (2010年12月17日発売)

感想・レビュー・書評

[Takuyaさんの感想 · 2011年2月21日]

身体のいいなり、このタイトルそのものに共感した。

[shiromachiさんの感想 · 2011年2月19日]

内澤さんの本にしてはイラストが少ない…って、イラストばんばん載せるような内容でもないんだけど。

ガンになって手術して再発してのスパンがけっこう短くて、でも淡々と書かれているので悲壮感とかはない。
しかしヨガのおかげで体調が過去最高によくなったらしいんだが、だからといってヨガ礼讃でもない不思議な本。

病気したり手術したり、もしくはこれから手術の予定があったりする人が読むと共感できる部分が大きいかも。
お金に関する記述もしっかりあるので、そういう意味でもお役立ちかな。
人に頼る部分が少なめな感じなので、基本おひとりさまの私は感じるところが多かったです。

[よおこさんの感想 · 2011年1月23日]

『世界屠畜紀行』をいつか読もうと思っていて、そのうち本の雑誌で連載が始まって、本格的にこの著者に対して興味がわいてきた。単行本にしては薄いけど、中身は濃いよ〜。こういうことを書いたら人からどう思われるのかなあ、とか考えないわけはないと思うけど、ここまで自分をさらけだして逃げも隠れもしないというような覚悟を感じます。この著者とちょうど同じくらいの年月生きてきて、私は本当になんの覚悟もなくヌルく毎日過ごしているなあと思うことしきり…

著者プロフィール

ルポライター・イラストレーター

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」